2010年08月22日

歸國(倉本聰:脚本)

太平洋戦争の敗戦から今年は65年です。
当然,戦争の事は知りませんし,平和を謳歌する世の中で37年を生きてきました。
でも,戦争の裏で若い兵隊が愛する家族と引き離され,それは父母であったり,兄弟姉妹であったり,妻子であったり,恋人であったりするわけですが,そこら辺を語られるともう本当に弱いです。

涙腺が緩んでしまって,泣きじゃくり(本作は運良く一人で見ることが出来ましたけど)我ながら大変です。
本作はビートたけしさんが主演される,ということで観たわけですが辛いお話ばかり。
たけしさんの残したただ一人の妹が戦後,一人息子を抱えて米兵のオンリーになったり,ストリッパーになったり,なんてお話はもう涙なしでは見られません。
さらに,その息子は冷たく寝たきりになった母親を省みない,なんて設定はずるいです。

さらに小栗旬くん演じる若者が恋人を残して戦死する。
お約束なんだけど,その恋人は結婚しないで老いていくわけです。
若い頃が堀北真希,現在は八千草薫さんが演じていました。
小栗くんと八千草さんが手を握るシーンなんて辛くて見ていられないわけです。

そんな時代を,流れ流れて今がある,それを忘れてはいけないと思います。
それはやっぱり生きている限り,精一杯生きなければいけない,という一点に尽きると思います。

hahmiya1 at 22:06│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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