2008年10月12日

手塚治虫(竹内オサム)

手塚治虫先生が年齢を詐称していたというのは有名な話ですが,それに伴う矛盾を分かりやすくまとめて記述してくれたのはもしかしたら本書が最初ではないでしょうか。
そういった意味だけでも本書は後の手塚研究を行う上で重要な一冊となります。

昭和30年代くらいまでを内容の中心としているのはその生涯を彩る中でも最も輝いていた時期であり,重要なことを成したということでわかります。
わかりますがちょっとやはり少し寂しい思いを抱きました。
本シリーズで前例のないこととはいえ,上下巻に出来なかったものか。

ちょっと瑣末なことではありますが,せっかくこのような本書の中で「ふしぎなメルモ」が虫プロ製であるような記述や,「クレオパトラ」「やさしいライオン」が手塚プロ製であるような記述は少し残念ではありました。

手塚治虫―アーチストになるな (ミネルヴァ日本評伝選)
手塚治虫―アーチストになるな (ミネルヴァ日本評伝選)



hahmiya1 at 19:29│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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更新日時:2010/03/12

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