2008年02月10日

東京奇譚集(村上春樹)

5つの短編からなるちょっと不思議物語です。
どれもやはりの村上節なのですが,面白さのムラが大きくて(^^;)。
一番最初が一番面白くて,一番最後が一番面白くない,という短編集の構成としてはあまりよろしくない展開かと思いました。

そしてもう一つの不満が「東京」である必要があったのかということ。
都会的な村上さんの文章であればそれがロンドンでもニューヨークでもよかったような気がします。
東京に住んだことはありませんが,荒俣さんの影響ではないけどやはり東京ってのは色々怪しげな雰囲気がもっともっとあるべきであって,せっかく村上さんが東京をわざわざ冠して小説書くならもっと東京らしさを出して欲しかったなぁ。
村上ファンだからあえて言います。
もっと面白くできたはず,だと。


東京奇譚集 (新潮文庫 む 5-26)


hahmiya1 at 23:47 │Comments(2)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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この記事へのコメント

1. Posted by eno    2008年02月11日 15:37
4 「東京奇譚集」おもしろかったですね。
私は「品川猿」が一番好きです。
表紙の猿の絵も気に入ってもらえると嬉しいです。
〜ENOKI〜
2. Posted by あっきー    2008年02月16日 19:03
まさか表紙の絵を描かれた方からコメントをいただけるとはっ。
村上さんの作品だと佐々木マキさんとか安西さんとかがイメージとしてあるんですが,今回の「東京奇譚集」ではこの猿の絵が妙にはまっていて,ナイスチョイス,と思っていました。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

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