2007年09月29日

スーパー太平記<カラー完全版>(手塚治虫)

手塚先生の新作が読めなくなって十数年。
全集も400巻刊行され,形上では大体の作品には目を通すことが出来る状態になって久しいものです。
そんな中でここ数年,雑誌掲載時のままで読める刊行物がぽつぽつと出て手塚漫画にたいする喉の渇きを癒してくれています。
本作もそのひとつ。

正直「こんなマイナーな作品を復刻して果たして売れるのかしらん。」とうれしい気持ちがありつつもちょっとファン心理としては不安です。
その一方であまり知られていない作品に日の目が当たったという,なにやらファンにしか理解しえないであろう親心のような気持ちもあります,不思議なもの。

内容は江戸時代の少年が未来の発明をしたらどうなるか,という手塚先生も好きであろうプロットです。
改めて読み返してみると単行本との違いもそうですが,終わり方がかなり唐突。
打ち切りだったんだろうか…。
ちなみに本作の逆をいったのが藤子さんの「キテレツ大百科」ですね。

スーパー太平記 カラー完全版



hahmiya1 at 08:42 │Comments(2)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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この記事へのコメント

1. Posted by 古井戸    2008年05月28日 14:10
これは少年画報に連載された漫画です。昭和30年代でしょうか。

忘れられないシーンがあります。主人公の子供(孤児)が、禁じられているのに、主人に読書しているところが見つかり、そんなに本が読みたいなら、このヤカンに手を浸けてからにしろ! と。ヤカンにはグラグラ湯が煮え立っています。
少年は、湯に手を浸けます。『これで、本を読ませてもらえますか?!』

主人は、のけぞってしまいます。。『もう、いい。。わかった。。。おまえ、それほど本が読みたいのか。。』

想い出すたびに、涙が出ます。
2. Posted by あっきー    2008年05月31日 21:56
そんな時代があったのですね,日本にも。
世界には今でもそんな国があるんでしょうね,きっと。

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