2008年09月

2008年09月28日

デカルトの密室(瀬名秀明)

正直言って胸ドキドキさせて読んでいながら,難しくて途中で訳わからなくなりました。
しかし,それでもあきらめさせずに最後まで読ませるのは作者の筆力なのでしょう。

心とか知能とか知覚とかいうのはそれが何かと説明できるものではなく,それを作り出すことが出来るのかと今でも研究したり考えたりしている人がごまんといるのだと思います。
個人的なところでいえばアトムに心はあるのか,アトムは物なのか,生きているのか今でも謎であり,答えることは出来ません。
これに答えを誰かが出すことの出来た時,ロボット文化は確実に一歩前に進むことが出来る。
でもその社会が果たして幸せな世の中なのかはちょっと疑問。
瀬名さんも本書の中でアトムにはほんのちょっとだけ触れていましたね。

今ではもう販売されていないのかな,AIBOは生きていたのでしょうか。
いや,生かされていたのか…。
一番最初のデザインのものが一番ロボットらしくて(?),好きでした。

デカルトの密室 (新潮文庫 せ 9-6)



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2008年09月27日

総務部総務課山口六平太58(林律雄×高井研一郎)

第五事業所の話が出てくるとなんだかほのぼのします。
でも今回はなんだか皆さん丸くなってしまっていて,社長の叱責する台詞がそのまま似合うような感じです。
それでも彼らなりにうまく六ちゃんの助けも借りて新工場を立てる予算を勝ち取ってしまう。
この予算を取る,ってのが難しいなぁ,と実社会で色々と感じさせます。
私の関わる部分なんて多寡が知れているわけですが,それでも世知辛い世の中です。

今回の(個人的な)目玉は高井氏の"レレレのおじさん"が見られるところ(^^;)。
赤塚不二夫が亡くなってもう一月半くらい経ちますが,もとフジオプロで多くの赤塚キャラを生み出した氏による赤塚キャラはなんだかぐっと来るものがありました。
これが描かれたのは1年ほど前ですし。

総務部総務課山口六平太 58 (58) (ビッグコミックス)



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2008年09月22日

パタリロ源氏物語!5(魔夜峰央)

うちの奥さんはこれを読んでいいました。
「パタリロが光源氏じゃないんだね」
おいおい,そりゃぁそうでしょう。
全然違うマンガになってしまうよ,それでは。

さて,プレイボーイ・バンコラン,もとい光源氏の物語も本巻にて一時終了のようです。
もったいない,本編休んでも続き書いてほしいです。
それぞれのキャラクターがすごくたっているし,ギャグも平安絵巻に溶け込んでいる,気がします。

源氏物語はその訳本も実は読んだことないんですが,中学生くらいかなぁ,年末か何かの大型時代劇で若き頃を東山紀之,中年以降を片岡孝夫がやっていたのを覚えています。

パタリロ源氏物語! 5 (5) (花とゆめCOMICS)



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2008年09月14日

のだめカンタービレ#21(二宮知子)

近づいては離れていく,また近づくという千秋とのだめの関係は恋愛の王道なのかもしれませんが,それを取り巻く人たちが尋常ではない(シュトレーゼマンとか)というかそれ以上に本人たちが尋常じゃないわけでして(^^;)。

今回のひとつの目玉はRuiとの競演だったと思うのですが,今までのように画面から感じられる音の様子がちょっとおとなしかった感じがしました。
著者の表現方法に慣れてしまったのかもしれません。

幼稚園→小学低学年の頃に仲のよかった友人はピアノを習っていて,家に行くとちょっと弾いてくれたり,学校の合唱コンクールで伴奏していたりしてちょっとあこがれていました。
だからといってそこで「よし自分もいっちょピアノを習ってみるか」とならないところが凡人たる所以ですね。

のだめカンタービレ #21 (21) (講談社コミックスキス)



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2008年09月07日

太鼓

スクンビットのソイ51にある居酒屋風のお店です。
ゴルフコンペのあとの飲み会で行きました。
でも既に飲み会とかそういった催しについていけない自分が発見できました。
普段晩酌もしないから,それほど酔うまで飲めないし,脂っこいものの多いメニューでちょっとお腹の調子は悪くなるし…。

まぁ,みんな楽しそうにしていたからいいかな,という感じ。

キスの紫蘇巻天麩羅,これは美味しかったなぁ。



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RACHAKRAM GOLD AND RESORT

11時半スタートの無謀なゴルフコンペ。
着いた時点で既に暑くてばてそうな予感。
2,3ホールこなしたくらいでもう「あと15ホールかぁ」などとカウントダウンが始まってしまいました(^^;)。

コースとしては結構いやらしい場所に池があったり,傾斜のきついバンカーがあったりして普段ゴルファーじゃないゴルファーにはちょっと厳しい内容でした。
おかげでドライバーはやらかさなかったし,結構堅実に刻んだ割には結果はいつもどおりでした。
そして終わってみると顔も腕も真っ赤に日焼けしてしまいました。

場所は今の住まいから車で3,40分くらいなので,行くにはラクでした。



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2008年09月06日

花とあらくれ(手塚治虫)

本書の目玉はなんといってもハリケーンZ。
先日の「壁」に引き続き,手塚先生の意思とは関係なく復刻(^^;)。
いや,まぁもちろん嬉しいことは嬉しいです。

他作品も読んだことは大概あっても,ここまで完全にカラー含めた復刻で見たのは初めてで,正直言って感動。
それほど部数が出ないだろうから値段が高いのはしょうがないとして,どんどん出してほしいですね。

表題作の「花とあらくれ」はファンクラブ京都が追悼で出した「ブクツギキュ」で初めて読んだのを思い出します。
平成元年2月9日,中学三年だった私はあまりのショックに打ちひしがれて,受験そっちのけでお別れの会など行こうと思っていたのを中二の時の担任に見透かされて,「お前,変なこと考えてるんじゃないだろうなぁ,受験は今しかないし,それ投げ出したって,手塚さんは喜ばないぞ」といわれました。
今思うと懐かしいなぁ。

花とあらくれ―手塚治虫劇画作品集



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2008年09月04日

BLACK JACK Treasure book(手塚治虫)

えっ「二人のジャン」って文庫に未収録だったの!?,という感じです。
ブラック・ジャックを初めて読んだのはそれこそ小学3とか4年とかですが,この話はインパクトありましたねぇ。
一つの体で二つの人格,それを切り離す手術をするブラック・ジャック。
脳みそだけになったもう一人の自分を解き放つもう一人。

「壁」は連載当時,受験生だった読者からのファンレターに打ちひしがれた手塚先生が自ら封印したと聞いたことがあります。
あまりお気に入りでなかった「三つ目がとおる」のエピソードといい,本作といい,手塚先生ご自身の意思はあまり関係なく再録はされている,という感じを受けます。
あとは変なしがらみのある表現問題の作品の再録ですね。
これも文学作品(乱歩とか)には縛りがないのに比べると憤りを感じます。

本書の目玉は「虚像」の製作過程原稿です。
こういうの実はたくさんあったりしないんでしょうか。
色々見てみたいです。

BLACK JACK Treasure Book (秋田文庫 1-125)



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