2008年03月

2008年03月31日

ふしぎな図書館(村上春樹/佐々木マキ)

村上作品に不可欠な羊男さん。
なぜ羊なのか,ってのは野暮な質問。
そしてそのビジュアルはやはりの佐々木マキさんのイラスト。
紙は厚手で,イラスト満載、100ページ弱のこの作品を童話と侮ってはいけません。
怖い怖い。

読んでいるうちにこちらは夢の中にでもいる心地になってきました。
村上さんの作品はどれも夢見心地になりそうな物が多いのですが,本作は佐々木マキさんのイラストがそれに輪をかけていました。
主人公の「ぼく」は顔が出てきません。
老人や羊男やふしぎな少女はその全身が現れているのに,ぼくだけは頭の後ろだけで顔は隠れたままです。
夢を見ているときは自分の存在がちょっと一拍おいたような感覚で存在している感じがあります。
本作は文章も,さらにはイラストもそんな感じが強く出ていました。


ふしぎな図書館 (講談社文庫 (む6-33))


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2008年03月30日

LIVERPOOL8 (Ringo Starr)

今年で68歳になるリンゴスターの新作です。
元々マイペースで穏やかな感じのあるリンゴですが本作では原点に帰るという意味でのタイトルソング。
ジョンやポールのアルバムは大当たりがある分はずれもありますが,リンゴのアルバムはほとんど外しません。
超名曲を望まない,というこれまた穏やかなファン心理も影響しているかもしれませんが…。

ドイツのEMIだったかな,タイトルソングのプロモビデオが見られるようになっていましたが,なお現役の貫禄が感じられました。
オールスターバンドの公演を見たのがかれこれ18年前,横浜アリーナでした。
ぜひまた拝みたくなりました。
リンゴの歌声は元気になります。


Liverpool 8


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2008年03月16日

Thriller 25周年記念エディション(Michael Jackson)

原版はLPでもっていて結構飽きるほど聞きました。
で,今回記念盤ということもあり,初めてCDで購入して聞きなおしました。
これはやはり名作ですよ。
世界で1億枚以上セールスしているそうですが,さもありなん。
やはりいいものはいいんです。
最近のマイケルはとても疲れているような印象がありますが,ぜひともショービジネスの世界でもう一花咲かせてほしいです。
その才能がもったいない。

付録でMTVを集めたDVDがついています。
改めてスリラーのビデオを見ると,これが文句なしにかっこいいし,面白い。
そりゃ売れるわい(また)。

しかし1億枚ということは日本国民が全員もっているくらいな感じ,すごいですね。

スリラー 25周年記念リミテッド・エディション(DVD付)



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2008年03月15日

強殖装甲ガイバー25(高屋良樹)

ガ,ガイバーがでかくなってしまったぁ。
こういった戦いもの,ヒーローものの王道といいますか,敵はどんどん強くしていかなければいかず,それにあわせて味方もどんどん強くなっていかなければいけない。
宿命のようなものでしょう。

それがわかっていても,やはり面白い。
晶はこの巨大化の理由を知っているかのようにアプトムと話していますし,殖装をといたあとで憔悴している様子もない。
ちゃんと納得できるような理由付けがあるのでしょう,あるに違いない。

本作に付き合い始めてもう20年以上,遅々としか進まないこの大河ドラマにはたして終わりはあるのか。

強殖装甲ガイバー 25 (25) (角川コミックス・エース 37-25)



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2008年03月11日

愛しの陽子さん(よしもとばなな)

ドットコムシリーズも10冊目。
よくもまぁ,日記を書き続けていけるなぁ,と感心すると同時によくもまぁ,人の日記を読み続けているなぁ,と自分にあきれて(?)います。

少しずつ成長を続けるチビラ君に自分の子どもを重ね合わせたりして,正直な親子関係にほのぼのします。
このブログでもいえますが,日記というのは誰かに読まれる可能性を含んでいて,それなりにオブラートに包んで書いたりします。
ばななさんは作家なのでもちろんそういったところも含めて虚実入り混じって書いているかと思いますが,ものすごい本音が爆発するところもあってN……のエピソードなんかは「いいんかいな」と心配になってしまいました(^^;)。

愛しの陽子さん (新潮文庫 よ 18-19 yoshimotobanana.com 20)



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2008年03月09日

機動戦士ガンダムU.C3(福井晴敏)

副題にもある通り今回のキーワードは「赤い彗星」です。
その割には登場シーンはあまりありませんが,存在感は十二分です。
一つ一つの台詞が”あの人”を意識していて「ここまでやられるとかえって違うんじゃないか」と疑いたくなります(^^;)。

そしてオードリー・バーンはその正体が”あの名家”の”あの人”だと明かされます。
伏せ字にすることではありませんね…。
そのミネバを見捨てるようにして攻撃を仕掛けるフロンタルがまたそれらしくて憎い演出です。

連載では安彦さんが離れてしまったらしくて,今後の展開に影響を与えそうですけど…。
単行本のカバーだけは描いて欲しいです。


機動戦士ガンダムUC 3 (3) (角川コミックス・エース 189-3)


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2008年03月02日

この世界の片隅に・上(こうの史代)

淡々とした日常。
それは戦争中の広島や呉の町でも同じこと。
そんな町で育った普通のすずが普通に嫁いで行きます。
まぁ,一度も顔を見たこともない人の所に嫁いで行くのが普通か,といえば今の常識では考えられませんが,当時はそうだったのでしょう。

スクリーントーンをいっさい使わない書き方は線の柔らかさと相まってとっても優しい感じを受けます。
さらにおさめられているいくつかの章はペンを使っておらず,すずの書いた絵日記のように思えます。
それが全然しつこくない。

このあとは戦争の色が濃くなって行くのでしょう。
だんだん暗い雰囲気になっていくのか楽しみのような,怖いような。


この世界の片隅に 上 (1) (アクションコミックス)


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2008年03月01日

Beccofino

スクンビットはトンローの大通り沿いにありました(ソイ4)。
最初はソイを入った所にあると思っていたので気づきませんでした,って絶対気づかないと思えるくらい不思議なひっそり感がありました。

ランチということでお好みのスープと前菜ビュッフェとメインにデザート,お茶です。
スープは当然パンプキン。
連れはミネストローネを頼んでシェアしました。
前菜ビュッフェはとりあえず全品を少しずつお試ししました。
最初に出て来たパンとここまででもうお腹がいっぱいに…。

メインはパスタとピザをシェアしたわけですが,かなりいっぱいいっぱいでした。
だって美味しかったんですもの,最初のパンが(^^;)。

最近人見知りを始めた娘(7ヶ月)がお店の人に抱かれても泣かなかったのが不思議。
お出かけで緊張していただけなのかもしれません。

二人会わせて800バーツちょっと。
前菜ビュッフェのメニューは日替わりで変わるらしいですし,メインも6種類あったのを試したいのでぜひまた足を運びたいお店です。

hahmiya1 at 22:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!
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