2007年07月
2007年07月30日
THE BEE(野田秀樹)
とれるわけがない,と思いながらせっかく日本にいるのだからと千秋楽の抽選に出したらなんととれてしまったので,10年ぶりくらいの三軒茶屋にいってきました。
初めてのシアタートラムでした。
席は一番後ろでしたが,舞台の方はしっかりとはっきりと見えました。
番外公演だけあって,出演者は4人だけ。
野田さん以外は英国の方。
台詞は当然全編英語…。
字幕があるとは聞いていましたがどこに出るのか!?。
勢いよくはじまって,字幕は横に縦書きで出ました。
何とか気合で字幕を読まないように,読まないようにと思いましたが,5分ほどでノックアウト。
筋がわからなくなる前にしっかり読もうと開き直りました。
それでも1箇所は韻を踏んでいる部分があってなんだかにやっ,としてしまいました。
「罪と罰」でもそうでしたが野田さんの女役は妙にはまってます。
おばさんが似合うおじさんです(^^;)。
2007年07月22日
逆説の日本史11(井沢元彦)
なんといおうと一番初めに名前を覚えた歴史上の人物。
豊臣秀吉です。
小さかった頃に学習漫画のような太閤記があったんですよね。
もう今はどこかにいってしまったんでしょうけど,ほのかな記憶をたどれば蜂須賀小六か織田信長かに拾われたあたりまでで終わっていたような…,そんな本でした。
で,小学校に上がったかそこらの頃にNHKの大河ドラマで「おんな太閤記」をやったんですよね。
西田敏行さんが秀吉をやっておりました。
家族でそろってみてましたね。
それ以後もテレビを見ながら食事していいのはこの大河ドラマだけだった,というわが家族の法則がこのとき出来たような…。
週一度のイベントのようでしたよ,今思うと。
それから本書ですが,及び腰の政治家や歴史学者が口つぐんでいる秀吉の外征についてしっかりした正論を書いてくれています。
朝鮮半島に位置している国が昔も今もいかに差別的で閉鎖的で歴史捏造も平気でしているか,「うんうん」とうなずけます。
でもそれはそこにいる人たちが一人一人悪いわけじゃなくて,支配層であったり教育者であったりする立場の人たちの問題なんだろうなぁ,と思うわけです。
はやく奥歯に物挟まったような感じではなくてはっきりと歴史を論じることが出来るようになればなぁ,と思います。
2007年07月21日
門(夏目漱石)
中年夫婦の淡々とした日常。
と言ったらそれまでなのかもしれませんが,色々あります。
誰の人生も色々ありますものね。
でもこの主人公夫婦のようなことは実際は結構ありそうですが本当のところはどうなんでしょう。
親友の恋人と恋に落ちてしまって,いわゆる略奪をしてしまい,音沙汰のなかったその親友に再会しそうになって鎌倉の寺に逃げる。
結局その最大のピンチは脱して,また平凡に見える日々が始まる。
人は誰でも複雑に入り組んだ人間関係の中で生きているので,さまざまな出会いや別れがあります。
楽しい出会い,悲しい別れ,または逆に悲しい出会いや楽しい別れだってあるに決まっています。
ビートルズのアビイロードに収められている最期の曲の詩が心に浮かびました。
「きみはその重荷を背負って生きていくんだ…」
2007年07月15日
ウルトラマンタロウ
小さい頃には一番親しみやすかったウルトラマンです。
放送されたのも自分が生まれた頃だし,そういう意味では本放送は絶対観てないのですけど…(^^;)。
末っ子で甘えん坊で,っていう設定がなんだか自分にかぶるような気がしたんですよね,きっと。
でも生意気な高校・大学時代には「やっぱり初代やセブンだよ」といきがってちょっと敬遠していました。
ところがところが今回全話を観直したところ「タロウ,一番好きだぁ」と,ころっと気持ちがひっくり返ってしまいました。
なるほど,これは昭和の御伽噺なんですね。
一時思ったふざけたような怪獣たちもなんだかかわいい存在に見えてきました。
モチロンなんかいまみると最高にイカシテル(死語!?)。
そして意外に感じたのはウルトラの母(というかペギー葉山さん)ってもっと頻繁に出演しているのかと思ったんですけど,本当に数えるほどなんですね。
甘やかされた末っ子という設定だってテンペラー星人の回以外では見受けられないし…。
よく考えてみるとタロウを通して観たのは初めてなのかもしれません。
色々なウルトラ書籍を通じて感じたイメージが固まっていたのがいけなかったのではないか,と。
正に「百聞は一見にしかず」です(違うかな!?)。
2007年07月14日
かつ正
トンローのグランドタワーインの敷地内にありました。
この間行ったグランドラーメンの手前のちっちゃなソイの中。
入り口の感じはちょっとヘタレた日本料理屋さんのような感じで,少し躊躇してしまいましたがとにかく目的があったのでGo!!。
それは某フリーペーパーに載っていた「ぼっかけ丼」。
なんとも変わった名前ですが,牛のすじ肉を使った丼物です。
美味しそうではありませんか。
早速頼んだのはぼっかけ丼とずりから揚げ。
丼には味噌汁がつくだけらしいのでちょっと口寂しいかな,と思い刻み野菜がついていそうな揚げ物です。
これがから揚げ後に来たりしたらちょっと期待はずれなのですが,ちゃんとから揚げ→丼ときました。
どちらも美味しかったです,いやマジで。
難をいえば米が少ない…。
確かに一皿頼んでおいてよかった。
丼だけだったらお腹すいてしまうかもしれない。
それでももう一度行きたいです。
次はぼっかけうどん,かな。
2007年07月13日
総務部総務課山口六平太55(林律雄×高井研一郎)
いつも番外編として収録されている有馬係長の回はちょっとしたファンタジー。
藤子Fさんがこういった話って描かれていたかもしれない。
ありがちなのかもしれないけど,本作のキャラクターたちが演じるとそのノスタルジーのようなものも合わせて感じられてとても好ましいです。
さて,我らが六さんですが相変わらずのスーパーマンぶり。
縁の下のスーパーマンです。
こうありたいけど,なかなかそうはいかない。
もちろん現実社会って色々あるから大日自動車の様にはうまくいかない。
でも,前向きにポジティブに考えていきたいものです。
今回はなんだか絵が荒れていたように感じました。
その他人物は高井さんは描いていないな,きっと。
総務部総務課山口六平太 55 (55) (ビッグコミックス)
今日は13日の金曜日です。
そして一生忘れられない13日の金曜日になりました。
こんなにおめでたい13日の金曜日はきっとどこにもありません。
2007年07月11日
2007年07月10日
新世紀エヴァンゲリオン11(貞本義行)
新劇場版も目の前に迫ってきたエヴァですが,この漫画版もまたひとつの別バージョンという位置づけができるかと思います。
その情報量がゆえに訳わからなくなってしまった感のあるアニメ版(ま,それがいいという人も大勢いるわけですけど…)に比べてこの漫画版は基本路線は同じながらはるかに読み手に親切な描き方をしてくれています。
特に本巻はカヲルとシンジの戦いを描いているわけですが,シンジがかなり饒舌に語っているおかげでカヲルに対する想いとか,その死の見つめ方などがわかりやすく伝わってくる感じがしました。
あと1冊か2冊くらいで完結する感がありますが,さてどんなラストシーンを用意しているのでしょうか。
また,時期的にも新劇場版が終わるのと時を同じくするのではないかと思うと「偶然」か「必然」かはたまた「商魂」か(^^;),と。
カバー折り返しのイラストには笑いました。
確かにリリス,かなりメタボリックです。
2007年07月09日
海猫(森田芳光)
一流のスタッフ,一流のバイプレーヤーたちが集まった名作でした。
ただ,主役が…,主役が…。
雰囲気とか表情とか結構いいな,と思ったんですが,思わず3回くらい私は本作観ながらつぶやきました
「棒読みだよ…」
内容も裏設定が読みきれなくてちょっととまどいました。
大体伊東美咲が佐藤浩市となぜ結婚したか,がまずわかりませんでした。
特典映像を見たりして,あぁなるほどね,と思いました。
それじゃぁ,いかんでしょう森田監督。
中村トオルが兄嫁に惚れてしまうのもよくわからないし,彼女が義弟にひかれていく過程もよくわからない。
それでも監督の力量か,2時間を超える時間を飽きさせずに最期までぐいぐいと引っ張っていかれました。
それにしても姑の白石加代子さん。
怖い…。
最初の方のやさしそうな雰囲気の中でも何か秘めているものをひしひしと感じさせました。
今の時代はどうだかわかりませんが,数十年前の田舎の漁村なんかでは色々あったんでしょうね。
2007年07月08日
なんくるない(よしもとばなな)
昨日は沖縄料理屋さんに行って,今日は「なんくるない」です。
ばななさんは本当に沖縄大好きらしくて,この手の本が何冊かありますよね。
これら読むと沖縄って流れている時間の長さが違うような感覚が漂っていますが,普通に観光で行ってもそうなんでしょうか。
私はもうかれこれ25年位前に本当にちっちゃい頃につれてってもらっただけなので,ほとんど記憶もなくただ今は「行きたいなぁ〜」と憧れる地になっています。
今も南国に生活しているわけですが,全然違うんだろうなぁと羨望のまなざしでばななさんの文章に酔っています。
最後の載っている「リッスン」という短編が本書唯一の男性一人称の小説です。
これはばななさん全般でも珍しい形態,かな。
内容もちょっとませた14歳の女の子と30代の男とのちょっときわどい関係,になりそうな展開(^^;)。
いやぁ〜,ないよ,こんなこときっと。
ともかく沖縄に行きたくなりました。
そこに行っても何も変わらないかもしれない,いやきっと変わらない。
それでも行きたい。
















