2007年03月
2007年03月31日
逆説の日本史9(井沢元彦)
種子島に鉄砲を持ってきたポルトガル人は嵐で船が難破したために漂流した人たちではなかった!?,自分の中の常識がガラガラと崩れていきました。
でも考えてみれば確かに中国とのつながりがあった国の人たちだったら,そこからの知識で日本のことは結構わかります。
そしたら鉄砲売りつけてやろう,くらいのことは思って当然なのかもしれません。
ただ,その鉄砲を1年で国産化されてしまうとは夢にも思わなかったでしょうけど…(^^;)。
最後の章では信長がやっと登場して,私の大好きな,というか一番最初に親しんだ時代が始まりました。
そして信長が革新的だというのは今までもいろいろなところで語られておりますし,私もそう思っています。
でもそのなにがすごかったのか,冷静に読んでいきたいと思います。
さらに信長ってちょっと冷たいイメージがあります。
そんなのも「逆説」的に吹き飛ばされてしまいそうで,ちょっと怖い。
2007年03月25日
UDON(本広克行)
うぅ,讃岐うどん食いてぇ〜,という気分になること請け合いです。
もともとうどん派だったんですが,長野にちょっと住んでいたこともあって最近は蕎麦ばかりでした。
でもでももちもちしたうどん,いいですよね。
そして断然透明な汁で食べたいです。
しょうゆで真っ黒な汁ではちょっと,です。
ナンチャンがちょっとだけ出ていましたが,確か香川出身だったと思います。
学生時代なので10年以上前ですが,テレビ番組でビビアンとかキャイーンとかを連れて自分の近所に連れて行って,「ここのうどんがうまいんだよ」とか言って普通の家のようなところに入っていって,うまそうに食べていたのを思い出しました。
トータス松本がアコギを抱えてバンザイを歌ったのもよかったです。
さて自分にとってのソウルフード,ってなんだろう?。
2007年03月24日
密約(澤地久枝)
なんとなく「むずかしそぉ〜」という印象を最初受けてしまって,正直言って積読の中では後回しになっていました。
ところがところが読み出すとこれが止められない止まらないになりまして…。
なんだか沖縄と聞くとちょっと悲しくなるというか,ヤマトンチュの立場からなにを言うか,という感じもしますが,暗い印象があります。
それはやはり江戸時代の薩摩藩の占領であったり,太平洋戦争末期の状況であったりします。
そして私の生まれた時代に沖縄はふたたび日本に復帰するわけですが,なんとなんとその裏にはやはり当然にどろどろしたことがあったということです。
しかし,政治家たちはその自分たちの所業を別のちょっとした事件の裏に隠すように画策した(のでは?)というのですからたいしたものです。
正直言って,怖くなりました。
2007年03月20日
2007年03月19日
嫌われ松子の一生(中島哲也)
ずいぶん毒のあるタイトルだなぁ,とこれまでずっと思っていました。
そしてそれが「下妻物語」を監督した人の最新作だと知っていてもなんとなく敬遠してしまっていました。
ところがうちの奥さんは気になっていた作品らしくて,今回DVDでレンタルしてきました。
作為的な色使いと画面作りが最初ちょっと鼻について,はたして集中力が最後まで持つか,と自分が心配になりましたが,なんのなんの結局楽しんで見終えることが出来ました。
中谷美紀さんはちょっと苦手な感じの女優さんだったのですが,いやいや力のある方ですね。
この松子という役柄をここまで演じることの出来る人は他にはいないだろう,と力強く思わせました。
人間の一生って色々あって,人を愛したり愛されたり,憎んだり憎まれたり,それこそ一筋縄ではいかないのだと思います。
この松子さんの一生だって波乱万丈に思えますが,誰だってこういった経験を浅く深くしているのではないでしょうか。
2007年03月18日
リンダリンダリンダ(山下敦弘)
私は高校時代美術部だったので,文化祭というと色々な思い出があります。
それこそ授業そっちのけで門にするオブジェを作ったり,美術室の中の飾り付けしたり,自分の油絵かいたりと。
それこそ楽しい思い出しかない。
よくある屈折した想いとか,そういうのとは無縁でしたね。
とにかく先輩も後輩も,同級生も部活内の連中はみんな大好きでした。
さて,本作は文化祭で軽音楽部がバンド活動をするわけですが,女の子4人でブルーハーツをやろうという青春物です。
ブルーハーツといえば自分自身が中学・高校の時にそれこそブレイクしていて当時の青春そのもの,といったバンドです。
あの頃から15年以上もたつのに,やはり今の高校生の心にもあたるのか,と思うと感無量です。
最初へたくそな感じからはじまるのに,だんだんうまくなって最終的にもやはり高校生らしい演奏なんだけど,なんかいいですね。
出ている女の子たちも決してそんな美少女そろいじゃないところがいい。
2007年03月17日
2007年03月13日
あらしのよるに(杉井ギサブロー)
パッケージとかでみるキャラクターたちはちょっと好みからは外れていたのですが,監督の名前で手に取りました。
見終ってみるとかわいい奴らだと思えてしまうから不思議,というか作品の力でしょう。
羊にしても狼にしてもああいった質感の状態でどうやって動かすんですかね。
当然コンピューターで仕上げて居るんでしょうが,たいした時代です。
さて,羊と狼に友情は成立するのか。
おおまけにまけてお互いの言葉は通じるとしましょう。
いやぁ,どうなんでしょうね。
それは私たちと,豚や牛と友情が芽生えるか,というのに近いのかな。
結構無理がある。
でも変に言葉が通じてしまうと,人間だったら情が移るというか微妙な関係になるでしょう。
最後の方の自己犠牲の部分なんかは「おぉ,ジャングル大帝!!」って思いました(^^;)。
2007年03月12日
ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟(小中和哉)
これは泣けます。
往年のファンならずとも涙腺を刺激します。
現に私の奥さんはウルトラマンなんぞほとんど知らないのにウルウルきた,と証言しています。
劇場では一緒に泣くお父さんと息子たちが居たことでしょう。
私も劇場で観たかった。
4人のなつかしい俳優たちが昔のままに変身する姿には鳥肌が立ちました。
情熱のままに動こうとする北斗の姿なんか昔そのままです。
ただ,その一方でテンペラー星人が弱すぎたり,兄弟ものの宿命なんですが,最後のエネルギーを一番下の弟に集めて最終怪獣を倒す,などの仕方ないんだけど正直いただけない場面もありました(^^;)。
でもこの人たちが一堂に会して変身することなんてもう二度とないんだろうな,と思うと感無量です。










