2006年12月
2006年12月31日
THE SPACE WITHIN US
昨年行われたポールの全米ツアーを収めたDVDです。
これのなにがすごいって文句なくかっこいいのです。
1989年の復活ツアーが今までで一番好きで,だんだんパワーダウンじゃないけど,イマ一感はぬぐえませんでした。
これはそれ以後で一番かっこいい。
昨年の段階で62歳ですよ。
この間定年退職したうちの部長と同い年か!?。
曲目は数々の名曲とともにニューアルバムからの数曲というこれまでのパターンと同じです。
こういう風に年を取れる人って本当に数えるほどしかいないと思いますし,必ずしもそれが幸せかどうかはわかりませんが,ポールがそうしてこられたということは私たちファンにとっては大きな幸せなんだなぁ,と思います。
ちょっとここ最近はいやなニュースがあったりしますが,また明るくツアーをこなす爺であってほしいものです(^^;)。
今年もこれで終わりです。
プライベートでも色々あり,仕事も大変な一年でした。
来年がもっともっといい年でありますように…。
ライヴ・イン・ザ・US 2005~ザ・スペース・ウィズイン・アス~
2006年12月30日
博士の愛した数式(小泉尭史)
自分の記憶が80分しかもたないとしたら,怖いですね。
今この場で会話している人も80分後には他人です。
気が狂ってしまいそうですが,本人はそのことにさえ気づくことができない…。
小泉監督作品の常連である寺尾聰さんが難しい役をみごとに演じ,それに対応する家政婦さんに深津絵里さんがこれまた素敵に演じてくれました。
深津さんと子どもとの関係がいいですね。
お互いを尊重しあっていて,信頼しあっているのが伝わってきます。
浅丘ルリ子さんの義姉との恋愛関係はちょっと余分なような気がしますが(^^;),ま,いいでしょう。
役者陣も黒澤作品でよく見た人が出ていたり,スタッフにも見受けられました。
人と人のつながりが感じられます。
「時は流れず」ですかね。
2006年12月25日
憲法九条を世界遺産に(太田光・中沢新一)
憲法って中学か高校の時に序文を暗記させられたことがありました。
結構苦痛でしたけど…(^^;)。
でも本当は暗記するくらいちゃんと読んでおかなければならないような気もします。
日本の国の憲法なんですから。
下手したら他の国の憲法とかの方が世界史の勉強とかで詳しい人がいたりしそうですよね。
本書を読む前は逆説的なタイトルなのかな,と思っていました。
遺産として神棚に上げてしまって,というような。
でも直球な本でちょっと意外でした。
確かに憲法九条は世界的に世界史的に見ても奇跡的なものなんだなぁ,と思います。
あの時代のあの日本だから出来たんでしょうね。
だって,イラクには戦争放棄とか想像も出来ませんもの。
ちょっとまじめに憲法とか考えてみるのもいいかも。
2006年12月24日
のび太の恐竜2006(渡辺渉)
最初のドラえもん映画のリメイクですね。
観たかったんです。
やっと観られた,という感じでした。
だって,最初の映画観にいきましたからね。
自分で自発的に初めて観にいきたいと言い出して行った映画ではないか,と思います。
当時は三島にもまだ映画館があって,確か「ゴジラ対キングギドラ」が併映だったような記憶があります。
声優陣も一新して,最初は相当な違和感を感じましたが(^^;),最後までいくと普通な感じになっていました。
話の筋としては昔と変わらず,でもよりジャイアンのいい奴っぷりが目立っていた気がして,好感がもてました。
しずかちゃんはなんだかより大人っぽいような描かれ方で,果してこの子達の年代設定はいくつなんでしょうね。
私がちゃんとドラえもんを読んでいた頃は確か小学3年生だったような気がしますが…。
2006年12月22日
僕らが愛した手塚治虫(二階堂黎人)
筆者は現在も続いている手塚治虫ファンクラブの初代の会長さんでした。
私がクラブに入会したのは確か1985年ですが,その時は既に会長さんではなかったことになります。
本書は鉄腕アトムクラブの頃までしか書かれていないので,ファンクラブ云々のことはパート2(ありますよね!?)以降のことになるのでしょう。
しかし,この手の本を読むとホント,うらやましくなってしまいます。
私は1973年生まれなので,その年にブラック・ジャックがはじまり,次の年に三つ目がとおるがはじまり,といわゆる手塚ブームが再来するわけですが,自分自身はそれに関わることが出来なかったんですよね。
アドルフに告ぐがベストセラーになって,あたりは体験できたんですが…。
あ,ちょっと自慢を。
筆者の二階堂さんのサイトと私のもうひとつのサイト「手塚治虫のすべて」は相互リンクされているんです,エヘ。
2006年12月21日
総務部総務課山口六平太53(林律雄×高井研一郎)
さすがに53巻ともなると,過去に出てきた人が結構出てきます。
今回は田川社長のご母堂が再出演してくれました。
いいおばあちゃんですよねぇ。
こういう人が居たから昔の日本はよかったのか,ってそんな昔の日本は知りませんが…。
ま,ノスタルジー,ノスタルジー。
最近の巻で思うんですが,雑誌連載を収録する単行本なのに,次号の予告が付いているって不思議です。
私も今までにそれこそ数え切れないくらいの漫画単行本を買っていますが,こういった予告が付いているのは他にないですね。
それとも最近はこうなんでしょうか。
漫画雑誌が売れなくなった,といわれて結構経ちますが,そんな影響かな。
2006年12月20日
2006年12月19日
あたしんち12(けらえいこ)
もしかしたら常識的なことなのかもしれませんが,ゆで卵って電子レンジに入れると爆発するんですね…。
この本で学習したのは始めてかな(^^;)。
みかんの恋している岩木君がいい味出しています。
みかんと吉岡は下ネタ爆発のような会話をしています。
もちろんみかんは岩木くんとはそんな話は出来ません。
はたで見ている岩木君はそんな吉岡をうらやましく思います。
なんだかわかるなぁ,そんな高校生の気持ちが。
わかる,というか思い出しますね,ピュアだった頃を。
しかし,もう10年以上高校生をしているみかんのこの恋に終わりは来るんでしょうか?。
来ないんでしょうね…。
いつも読んでいる読売新聞は国際版なのでこの「あたしんち」は白黒です。
やっぱりカラーはいいですよね。
2006年12月18日
人間そっくり(安部公房)
「あなたは人間ですか」と聞かれたらどう答えますか。
当然「はい,そうです」と答えますよね。
「じゃぁその根拠は?」ときたらどうしますか。
答えられない,きっと(^^;)。
そんなあなたのところに「私は火星人です」と名乗る男が来たときに否定し切れるでしょうか。
出来ないなぁ,きっと(^^;)。
高校3年の時,受験も終わってしまい時間があったので何か作家を決めて本を読もう,と思いました。
年齢相応にちょっと小生意気なものを求めていました。
そして出会ったのが安部公房でした。
その不思議な感覚に引き込まれました。
それを15年たった今,ちょっとずつ読み返そうかな,と思います。
あのころの感性を忘れずに。
2006年12月17日
豊臣家の人々(司馬遼太郎)
この本は何度も読んでます。
やはり自分が最初に覚えた歴史上の偉人は豊臣秀吉でした。
小さいころ,う〜ん中学生くらいまではその出世譚ばかりが頭にありました。
ところが自分がちょっと大きくなってから,冷静に歴史を見てみるとこの人の人生ってかなり悲劇なんだなぁ,と思うようになりました。
大体小田原攻めが終わってからはいいことありません。
それに巻き込まれていって人たちが本書に書かれています。
秀次であったり,秀康であったり,秀秋であったり,秀頼もそうですね。
この人は生まれてきたことが不幸であっただろうし,それ自体がこの家の悲劇であったということがよくわかります。
日本の歴史上で最も栄え,最も早く没落してしまった家の悲劇に巻き込まれていった人たちの記録です。










