2006年08月

2006年08月23日

ベルサイユのばら<完全版>9(池田理代子)

本編のベルばらは本当に名作です。
革命前後のフランスを舞台にして王族,貴族,平民などが入り乱れた立派な大河ドラマになっています。
そしてそれが全てだと思っていました。

外伝なんかあったんですね。
確かに多くの性格俳優を有するベルばら世界を使えば色々な面白い話が作れそうです。
これはル・ルーというおしゃまでかわいく,でもひどく頭の回る女の子が探偵まがいの立ち回りをするお話です。
そこにオスカルやアンドレが巻き込まれていくのですが,ひどく楽しいです。
本編が相当に重々しい設定を持っているだけに,こういった外伝でかわいく楽しいエピソードがより生えます。

ベルばら世界をちょっと敬遠している人は本書から入るといいかもしれませんね。

ベルサイユのばら―完全版 (9)



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ひな菊の人生(吉本ばなな)

これは「吉本ばなな」名義ですね。
「よしもとばなな」とどういう風に使い分けているのだろうか,疑問???。

子どものころ仲がよくて,でも学校とかが変わって会わなくなって,でも忘れられない友達っていますよね。
さて,あの子は今どうしているのだろうか。
まぁ,9割がた普通のサラリーマンをやっていたりするんだろうけど,会ってみたいなぁ,でもどんなこと話せばいいのか。
会ってみて困るかもしれないから,夢の中ででも一緒に遊びたいなぁ,など。

この本はばななさんらしい繊細な文章でつづられているのですが,奈良美智さんの挿画が秀逸です。
負けるなばなな!。
雑誌なんかで見たことのある絵柄だったのですが,この本にとってもよく似合っています。
これ眺めるだけでもいいですよ。

ひな菊の人生



hahmiya1 at 17:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

海のふた(よしもとばなな)

海のふた,海のふたってなんでしょう。
雲,雨雲,雨,暗い空…。

静岡に生まれ育った自分にしては海にはあまり思い出がありません。
別に水が怖いわけでもなく,まったく泳げないわけでもないのですが,はたして家族で海に行ったことなどあったのか?。
夏休みにはたとえ1泊でもどこか旅行に行っていました。
その中になぜ海が入っていなかったのか,うちの家族の七不思議。

舞台はふるさとに比較的近い土肥の海。
ちょっと変わったカキ氷屋さんを営む主人公とある夏にそこを訪れた女の子の物語。
とてもナイーブな二人のやり取りからばなな節が全開です。

行ったことはあるけどあまり思い出のない土肥の海に行ってみたくなりました。
そしてそこでカキ氷屋さんを捜してみたくなりました。

海のふた



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2006年08月06日

ウルトラファイト アルティメットBOX

何年前でしょう,中古のLDで「ウルトラファイト」を見つけました。
うぅ,買いたい衝動に駆られたんですが,すでにLDの時代は終わっており,そのために再生機を確保するのもバカらしく泣く泣くあきらめました。
そして,こんな作品(といっては失礼ですが)がDVDにもなろうなどとは思っていませんでした。
ところが時代というものは,時代が求めるものというものはわからないものでして,発売されてしまいました。
発売予告を見たのは3月,くらいでしたかね。
4月に結婚することになっていたので,このような高価な作品はその後では話が通りにくいに違いない,と判断し予約ボタンを「ぽちっ」と押しました(^^;)。
もう仕方がありません。
だって予約してしまったんですから。

そして届いたDVDを見た妻はただ笑ってくれました,とさ。

ウルトラファイト DVD BOX



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総務部総務課山口六平太52(林律雄×高井研一郎)

相変わらずいい話が詰まっていますが,「係長ってなあに?」が一番残りました。
うちの会社って役職でどうこう,ってのはあまりないんですが,上司⇔部下というとらえ方をした時に相当,身につまされます。
まぁ,漫画だからなんでしょうが,片岡のような上司が居たらいいですよねぇ。
現実には有馬係長のような人ばっかで…。
やっぱね,自分がされたら嫌なことは人にしたくないものです。
そう思いつつも実際には気づかずに人を傷つけていることもあるわけで,難しいものです。

番外編で死神が出てくるのですが,死神といえば今は「デス・ノート」。
週に一度漫画喫茶に行って9巻まで読みました。
文字は多いし,複雑な伏線とかあるし,自分が小学生のころのジャンプにこういった作品はありませんでしたねぇ。
結構マセガキだったから,あったらあったで楽しんでいたと思いますが,今ほどのヒットにはならなかったのではないでしょうか。

総務部総務課山口六平太 52 (52)



hahmiya1 at 12:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

うつうつひでお日記(吾妻ひでお)

昨年「失踪日記」が復活作のようになった筆者のその当時の漫画日記です。
装丁とかがあまりに似ていて笑えます。
しかもオリジナルが"イーストプレス"で,こちらが"角川書店"…。
なんだか力関係の違いが,ね。

内容は淡々とつづっているまさに日記。
さらにその日々も非常に淡々としていて,本屋と図書館と自宅をぐるぐる回っている。
本人としては辛い毎日だったのかもしれませんが,ちょっとうらやましい。
今の日本ってとりあえず貧乏でも食っていけてしまうから,こういった生活も成り立つのか,と。
ただ,これだけの期間(半年以上)をこの生活はやっぱ辛いかな(^^;)。
1ヶ月だけやってみたい,みたい。

「失踪日記」の続きはきっと出ないんでしょうね。
出て10年後とか…。

うつうつひでお日記



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