2006年03月
2006年03月30日
PLUTO3(浦沢直樹)
地上最大のロボットといえばキーパーソン(キーロボット?)はやはりこの娘,ウランです。
髪を二つに結んで,少女,という感じです。
でも,原作にあるようなおてんばな感じも十二分に発揮してくれて嬉しい限りです。
そんなウランが間接的ではありますが,プルートゥと接触します。
ここいら辺,やはり原作を知っているだけになにやら感動してしまいました。
どんな悲劇が待っているんでしょうか。
アトムの運命は!?。
本作の主人公であるゲジヒトの周りにはきな臭い雰囲気が立ち込めています。
手塚先生も人間から差別されるロボットの図式を描いておられましたが,浦沢氏も当然のようにそれを表現しようとしています。
どうなるんでしょう,わくわくドキドキ。
2006年03月29日
新世紀エヴァンゲリオン10(貞本義行)
約2年ぶりに出た続巻です。
すでにアスカはだめになっていて,本巻では二人目の綾波が消失します。
「たぶんわたしは三人目だと思うから」って衝撃的な台詞ですよね。
彼女の存在自体にいくらかの不信感を持っていたシンジにとってはどう聞こえたのでしょうか?。
原作(テレビ版)ではめちゃくちゃ重要な役どころのくせに,印象だけ残してあっという間に消えてしまった渚カヲル君が結構引っ張ります。
シンジとのドキドキシーンもあるし(^^;)。
9巻を見たときに「同人誌みたいな絵柄だなぁ」なんて感想を持ったのですが,この10巻を見ても特にそうは思わなかった。
9巻を引っ張り出して見直してみると確かに普通に見える。
はて,あの時どうしてそう思ったんだろう?。
心理的な状態でしょうか。
2006年03月28日
総務部総務課山口六平太51(林律雄,高井研一郎)
総務課のいろんな人のいろんな面が表現されているエピソード満載でした。
まずは村木ちゃんのそっくりさんエピソード。
で,そこで炸裂するのがトラブルメーカーの有馬係長。
村木家の家庭不和を招いてしまう,その行動には大笑いしながらも,「他人事ではないかな?」などとちょっとした恐怖に陥りました(^^;)。
いいコンビなんだな,やっぱり。
そしてちょっと珍しい,今西課長の同級生が登場するのですが,それがベンチャー企業の社長で大金持ち,でも今西課長とはなぜか馬が合うという人。
その今西課長につけていたあだ名がジミ・ヘン(地味・変)とは言いえて妙です。
読者として接していてもなんだか「ホッ」としてしまう課長さんだからこういう友人ができるんでしょうね。
とても楽しそうなサラリーマン生活です。
じっと手をみる…。
2006年03月27日
封印作品の謎2(安藤健二)
「キャンディキャンディ」「ジャングル黒べえ」「オバケのQ太郎」「サンダーマスク」これらの作品に共通しているのは現在目にすることができない,ということです。
前者3作のことはそれなりにいろいろ知っていましたが,「サンダーマスク」が見られないとは…。
あ,テレビ版のことです。
手塚先生の漫画バージョンはいつでもどこでも入手可能です。
藤子不二雄さんが実は藤本弘さんと安孫子素雄さんのふたりのペンネームだってのいうは小学校の低学年の頃に知っていて,憧れでしたね。
お二人は小学校時代に出会って,それからずっと一緒にまんが道を歩んでこられて…,だから分離するというニュースを聞いた時は少なからずショックでした。
藤本さんはすでに亡くなられているわけですが,本当に死ぬまで友情で固められていて,だから余計にいま「オバケのQ太郎」が読めないというのは悲しいことだなぁ,と思います。
本人たちの意思とは関わりなく,その周りにいる人たちによって封印されているわけです。
2006年03月22日
嫌韓流2(山野車輪)
話題になった「嫌韓流」の第2弾です。
インパクトとしては第1巻ほどではありません。
でも,かの国のでたらめさがわかりやすく表現されていて一読の価値はあります。
面白かったのは日本海の話ですね。
世界中で使われている慣用的な用語に何目くじらを立てているんだろう,とあきれる気持ちが半分,その名称を「東海」にしようとしているレベルの低さには笑えました。
だって,かの国に対して東に位置するから「東海」ですよね。
お前んとこの海かい(^^;)。
それにしてもこんな幼稚なことばかりしている国が国際社会で笑いものになるのは当然だし,いつまでもそんなままでいられるのは隣国としても恥ずかしいですよね。
早く普通の国になってもらいたいものです。
2006年03月21日
ベルサイユのばら完全版5(池田理代子)
泣き所満載です。
とりあえずハンカチ必須。
アンドレの目はだんだん悪くなるし,ばあやさんは倒れるし,ジェローデルは男らしく身を引き,王室への風当たりはますます悪くなります。
やっぱりオスカルがアンドレへの思いに気づいて,フェルゼンを見捨ててまでも逃げるというシチュエーションはいいですねぇ。
フェルゼンが可哀想という気もしないではないのですが,やはりそれ以上にアンドレに感情移入しているから(^^;)。
ここら辺,自分はやっぱり平民だなぁ,なんて妙な納得をしてしまいました。
王室の人たちにも不幸が重なっていきます。
ルイ16世はアントワネットとフェルゼンの事を知ることとなり,莫大な借金からその権威は地に落ち,ジョゼフ王子の病状はさらに悪化していきます。
そしてこの王子とオスカルがキスする場面は泣かねば,泣け!!,です。
2006年03月20日
鹿児島展(京王新宿店)
昨日久しぶりに飲みすぎてちょっと重たい頭を抱えて行ってきました。
鹿児島といえば,サツマイモ,西郷さん…,くらいしか思いつかない貧相な知識での物産展です。
平日の昼間だけあって,それほど人ごみになっていない落ち着いた感じの鹿児島展。
飲んで酔いよいになった後のラーメンは格別ですが,果たして二日酔いにラーメンはどうか…,と思いながら会場内に設置してあった「鹿児島ラーメン」屋さんに入りました。
注文したその名も"黒豚とんこつラーメン"こ,濃そぉ〜。
つるつる麺にしゃきしゃきもやし,黒豚の焼き豚にとろとろになった黒豚の角煮が入っていました。
濃いぃ,けどうま〜い。
会場内にはサツマイモそのものも売られていたりしたんですが,名匠の技,みたいなのは少なくてちょっとさびしかったです。
屋久杉を使った木工品のお店もあったけど,こじんまりした感じでした。
2006年03月16日
ベルサイユのばら完全版4(池田理代子)
やっと目が覚めたようなマリー・アントワネット。
でも遅いんですよねぇ。
後悔先に立たず,っていうのが他人事ながら身に沁みます。
歴史としての結末を知っているだけに余計に悲しくなります。
オスカルも女としての幸せって奴をつかみたいのにつかめない。
それは自分自身の立場もあれば,相手(フェルゼン)の立場というかアントワネットへの想いもある。
辛いよねぇ,辛いけどここら辺の関係をめぐらしている構成はやはりうまいなぁ。
んで,やはり自分が男だから感情移入してしまうアンドレ。
力づくで想いを遂げようとするも果たせず,視力もどんどんあやしくなっています。
唯一幸せをつかみそうなロザリーですが,さてどんな運命がまっているのか!?。
2006年03月15日
図解雑学「ブラックホール」(前田恵一)
ブラックホールって言葉はSFの漫画や映画や小説で散々聞かされていて,イメージとしてはあったのですが,ではなぜブラックホールができてそれが果たしてどんな作用をしているのか,ってのはほとんど知りませんでした。
大概の人が持っている知識,「何でも吸い込んでしまう黒い穴のようなもの」というのがイメージですよね(^^;)。
そして挑んだ本書。
よくわかったことは今まで以上によくわからない存在なんだなぁ,ということかな。
言葉として,知識としてはわかるんですが,感覚的にね…。
光をも吸い込むって,ん〜(頭フル回転)。
光って物なのか!?。
確か波だったような気が。
ここら辺は物理を勉強してきた人にはすんなりいくのかなぁ。
そういう頭になりたいです。
ただ読んでいくにつれて結構わくわくしたような感じになれたのはよかったです。
2006年03月14日
それから(夏目漱石)
この前に読んだ「坊ちゃん」「三四郎」と比べると"文学ゥ"臭がプンプンするような作品でした。
いや,文学臭ってなに,と聞かれると困るけど(^^;)。
明快なエンターテイメントだった前二作とはまったく毛色の違う作品です。
まぁ,適当に手に取った順に読んでいるので,いろいろな研究者から言わせるとその書かれた時代背景とか漱石の心情とか色々あるんでしょうけど。
明治時代にたくさんいたであろう,金持ちの父親から援助してもらって日日に満足せずに過ごしている男の話です。
いわゆる世間の波にもまれていない無垢な若者といえます。
そんな彼がかつて好きであったはずなのに,友人に譲ってしまったある女にやはり惚れてしまって云々,というもどかしくもあり,なんとなくわかるような(おい,わかるんかい!?)気になります。










