2005年11月
2005年11月30日
西遊記4(藤原カムイ)
西遊記といえば夏目雅子,って古いか…(^^;)。
確か本放送のときは日曜日の夜8時だったんですよね。
我が家では大河ドラマを見ておりました。
確か小学校1年位だったから「おんな太閤記」とかぶっていたのかなぁ。
ん,それじゃぁ西田敏行が両方出ていることになるし,ちょっと違うかも…。
カムイさんの西遊記ですが,足掛け何年でしょうか。
「地の巻」の出たのが'98年なので7年ですね…。
なんと言うか,赤ん坊が小学校に上がってしまう。
3巻の「悟の巻」の出たのがもう5年前なので正直言ってもうでないかと思った。
でもその遅れを許せるくらいヨイ!!。
なんといっても悟空がかっこいい。
すばらしく表情のある猿キャラです。
もちろん八戒も沙悟浄もなんとも愛嬌あってそして素直な人(!?)に描かれています。
そしてそして三蔵法師が落ち着きのある徳のある表情で表現されています。
うん,この師匠なら3人もこうなるに違いない,と思います。
本書はこれで完結していますが必ずしも西遊記のラストと一致していません。
別に面白くもない終わり方をしている原書通りでなくよかった,ホッ。
2005年11月29日
総務部総務課山口六平太50(林律雄×高井研一郎)
祝50巻です。
単行本で50巻出るって相当にすごいことだと思うんですが,カバー裏見たら「あぶさん」「夕焼けの詩」「浮浪雲」「釣りバカ日誌」が並んでいました。
自分が漫画に夢中になっていたころは「ドカベン」が48巻で「750ライダー」が50巻いって,すげぇなぁ〜,と思っていたのでなんだか浦島太郎のような気分(^^;)。
本巻でいいのは片岡さんでしょう。
六平太のことを本当に理解して支えあって,友情あふれているのに表に出してどうこうじゃない,いいですねぇ,こういう関係は。
憧れます。
そして出ました名セリフ。
「始末書を書くにはまず書くだけの不始末をしなきゃならん」
とにかくよくまぁ,ネタがつきないなぁ,と思いますが,自分がサラリーマンやっていると単調な毎日の中で色々ありますからね。
総務だと各部署との関係もあるだろうし,いろんなドラマがあるんだろうな,きっと。
2005年11月28日
ローレライ(樋口真嗣)
潜水艦ものの映画といえばやはり「レッド・オクトーバーを追え」ですよね。
ショーン・コネリーのいぶし銀の演技と,観ているこちらが息苦しくなるような密閉された空間でのストーリー展開が印象的でした。
そういやぁ,これは映画館で観たなぁ,高校のときだ。
本作は第二次大戦も末期で日本はもう敗戦しかない,というそんな状況におかれた設定です。
ローレライという秘密兵器を積んだ「伊507」という潜水艦が東京に落とす原子爆弾を積んだ輸送船を破壊するお話です。
裏歴史,というべきか,いややはり純粋なパラレルワールドと考えたほうが楽しめます。
話の流れからすると,この映画って女の人が出てくる余地がないんですよ。
ところが,ところが,まったく予想しなかったところにヒロインが現れてきてオドロキでした(^^)。
んな,アホなって登場の仕方をするんですけど,ファンタジーですからね。
それよりも最後のB29を打ち落としてしまう潜水艦のほうがより非現実的な感じがしつつ,高揚していく演出のたたみかけで強い充実感が得られました。
ただ,最後はちょっと付けたしっぽかったです…。
2005年11月27日
スヌーピーライフデザイン展(於:東京国際フォーラム)
スヌーピーでアートしちゃおうよ,って展覧会です。
もともとアメリカなんかでは結構盛んでアートグッズみたいなのもよく見ますよね。
今回は日本のアーティストが主体で色々手を変え,品を変え,でも決してスヌーピーらしさを失わずに楽しい空間が創作されていました。
どれもインパクトのある作品でしたが,倉科昌高さんの3点セットと草間彌生さんの水玉スヌーピーが忘れられません。
あとはチーム☆ラボの水墨画アニメ。
とってもとってもきれいにできていてCGらしさが満点(^_^)。
多少ぎこちなくして手作りっぽさをわざと出してみてもいいのではないか,などと思ったりして…。
でも鈴木亜美のイメージソングは会場のどこで流れていたんだろう???。
2005年11月26日
宇宙戦争(スティーブン・スピルバーグ)
H・G・ウエルズの原作をスピルバーグが撮ってしまいました。
原作はモチーフだけでしょうかね。
すみません,読んだことありません…。
彼の人らしく家族愛を謳ったような作品になっています。
トム・クルーズも結構おっさんですね(^^;)。
頭の中には今でも「トップ・ガン」のイメージが走っているものでなんだか違和感ありあり。
「マイノリティ・リポート」はそれほどでもなかったなぁ,作品の雰囲気によるのか!?。
娘のレイチェルを演じたダコタ・ファニングが秀逸です。
インベーダーの恐ろしさがこっちに伝わってくるのも彼女の演技あったればこそ。
でもねぇ,でもでも,最後はあっけなさ過ぎではないでしょうかねぇ。
ここまで怖がらせておいて,絶望のどん底にいる中で「おいおい,後30分しかないよ,どうすんだよぉ」と思った先の結末があっけなくて…。
確かに人類の力でどうしようもないことはわかるんですけど,だったらもうちょっと伏線がほしかったなぁ。
オープニング部分がそれにあたるんでしょうけど…。
2005年11月25日
狸御殿(鈴木清順)
すごい久しぶりだぁ。
2週間くらいのご無沙汰でした。
何しろ何の前触れもなくパソコンが壊れてしまい,さらに海外に出張中だったため,なすすべもなくネット無い生活を続けていました。
ま,これはこれでシンプルな生活でしたが,やっぱね,慣れてしまったのでまったくない生活は結構ストレスたまりました。
昨日帰国して早速セットアップに励みました。
でも気がついたら机に突っ伏して寝ていました…。
疲れていたのね,自分。
さて,この2週間にいくつか貯金もできたのでしばらくはネタにも困りません。
本作,良くも悪くも清順の作品,というしかないですね。
なんとも見事なハチャメチャぶり。
この年齢でこれが作れる人ってすごいなぁ。
清順の清順たる所以です。
正直言って途中から筋とかどうでもよくなりました(^^;)。
2005年11月09日
ぴっかぴかコミックス"ふしぎなメルモ1"(手塚治虫)
相当メジャーな手塚作品の一つですが,カラーでまとめて単行本になったのはもしかしたら初めてではないでしょうか。
手塚治虫マガジン誌上などで一部カラーになったりしたことはありますが,今回のような形になったことはないと思います。
よくやった,小学館。
願わくは完全収録になりますように。
小さい頃は手塚アニメは結構エンドレスに近い形で再放送されていたような気がします。
残念ながら手塚作品でもアニメにはあまりはまりませんでしたが,本作は結構インパクトがありましたね。
もちろん小学校前で見ていたはずなので,性教育的な部分まではわからなかったはずですが,キャンデーをなめて大きくなったり,小さくなったりするというのが単純に大人に憧れている年代には強い印象を与えました。
2005年11月08日
父と暮らせば(黒木和雄)
この作品で泣いたのは3回目ですね。
でも,前の2回は舞台でした。
紀伊国屋ホールでの初演とベニサンピットでの再演,そしてこの映画版。
泣くのはいつも同じところです。
最後にじゃんけんする場面です。
舞台ではすまけいさんと梅沢昌代さんのコンビで観させてもらいました。
これはよかった。
もう10年以上前だったのに今でも昨日の事のように覚えています。
正直言ってその作品を別の役者さんが演じるのを素直に観ることが出来るのだろうか,と不安でした。
でも原田芳雄さんは本当に素晴らしい役者さんだし,そういえば宮沢りえさんは舞台の陽だまりの樹でも再演のときに重要な役を演じてらして,観る前の不安が一瞬で吹き飛んだ記憶があります。
結局泣けた(こればっかだ…)。
でも,舞台で観たときって完結していないような感じでの開演だったような気がします。
これはこれで完成版なのでしょうか?。
2005年11月07日
いぬのえいが
え〜,まず最初に書きますが,私は別に犬が好きではありません。
どちらかといえば嫌いなほうかもしれません。
小さい頃に追いかけられた思い出があります。
で,なぜこの映画を観たか(DVDですけど)。
まずは宮崎あおいちゃんが出ていること。
「理由」を観たときに「お,この娘はよい」と思ったのです。
あとは題材が面白そうでした。
主人公(主犬公?)を特におかずにオムニバスにしてありますよね。
オムニバスの映画って好きです。
なんだか得した気分になるから,貧乏性だなぁ。
本作はまず最初のミュージカル部分で笑えました。
ブルドック編でも笑えました。
獅童さんの編でちょっとしみじみとなりました。
あおいちゃんの編では涙をこぼしてしまいました。
動物と子供には勝てません(^^;)。
2005年11月06日
菜の花の沖1(司馬遼太郎)
武士物じゃないしなぁ,なんて思って本棚に眠っていたんですが,今回約1ヶ月の出張になったため,その間に読んでやろうではないか,と持って来ました。
結構厚い文庫本で6冊,長い旅ですな(^^;)。
静岡に生まれ,静岡に育ち,千葉に6年,長野に半年…,そしてタイに6年暮らしました。
日本の中で言えば沖縄を除けば行ったことのある最西端が神戸,という結構寂しい人生。
本書の主人公は淡路に生まれ,淡路に育ち,とある事情で兵庫,西宮に流れていきます。
ま,だからって別につながりも何もありませんけど。
江戸期,それも中期の庶民の暮らしって全然見えません。
もちろん資料とかを探れば色々出てくるのでしょうが,あまり題材にしにくいのでしょうね。
本書の主人公である高田屋嘉兵衛だって,この1巻ではほんの小物でとても大河ドラマを張るような将来は見えてきません。
だからこそこの後が楽しみなわけです。
でもなぁ,後2週間半,あと5冊…。










