2005年07月
2005年07月31日
強殖装甲ガイバー・第一話(秋山勝仁)
ブロードバンド試写会に当選したので観ました。
本当に導入部だけなのでしっかりした感想も書けませんが,キャラクターがいまいち…。
アニメはこれで3回目になりますが,個人的には1回目が一番好きです。
スタジオライブが主導して製作,わたなべひろしさんが演出されていました。
わたなべさんは(初代)ミンキーモモのときに作画監督とかされていて雑誌に描かれたイラストなんかで当時から好きな方でした。
今回の作品の絵はうまくいえませんが今風になっていて,受け入れられない自分が年寄りになった気分…。
オープニング映像ではアルカンフェルとかギガンティックなんかも出ていましたが,果たして26話でどこまでいけるんでしょうか?。
楽しみなような不安なような感じです(^^;)。
2005年07月30日
捨て童子・松平忠輝<上>(隆慶一郎)
松平忠輝ってかわいそうなイメージが強い人物です。
歴史的に見ると大久保長安と伊達政宗に利用されて結局失墜してしまったようにとれるからです。
本章読むとその想いが倍増します。
"鬼っ子"と恐れられて家康からは一度捨てられ,その実力から秀忠から疎まれ,自分より後から生まれた弟たち(後の御三家)はより高い所領を手にしている。
そして何より感じるのはその孤独感です。
天才が孤独だというのは時代を問わず共通なのかもしれませんが,忠輝の場合は自らそれを感じていない風なのが余計に読者にその孤独感を抱かせます。
全3巻あるうちの上を読み終わったに過ぎません。
ある程度歴史の先を知っているだけにこの後を読むのが結構辛くもあり,それでいてやめられないのです。
捨て童子・松平忠輝〈上〉
2005年07月29日
長靴をはいた猫 80日間世界一周(設楽博)
昭和51年公開だから3歳になったかならないか,の頃。
すごく小さい頃の記憶でこの作品を見た思い出があります。
それが劇場だったのかテレビだったのかわかりませんが,劇場だったはず(と思いたい…)。
ねずみを助けたばかりに猫界から追放されたペロの物語第3弾です。
「漫画映画」という言葉がよく似合う,奇妙奇天烈な乗り物とか登場人物が全部動物だとか,今見てもドキドキする適役との追いかけっこなんか,いいですね〜。
世界をめぐる旅なんですが,インドは「ピンド」だし,ミシシッピ川も「ミニニッピ川」,かわいい!!。
自分に子供ができたらこういったアニメを小さい頃に見せてあげたい。
ガリガリ博士が「名探偵ホームズ」のモリアーティ教授に見えてしょうがないです(^^;)。
長靴をはいた猫 80日間世界一周
2005年07月28日
PUCK(小池修一郎)
在団当時からフェアリーのようだといわれていた「カナメさん(涼風真世)」が正に妖精を演じた作品です。
当時はまだ宝塚の"た"の字くらいしか知らない人間だったので,本作は衛星放送での観劇でした。
大好きな作品です。
シェイクスピアの「真夏の世の夢」をモチーフにしていて,主役の妖精は別に伊達を切るわけではないし,娘役との甘いラブシーンがあるわけじゃない,でもとっても宝塚らしいミュージカルに仕上がっています。
トップのカナメさんを中心として,天海祐希,久世星佳が脇を固めています。
みんな若いぜぇ〜(^^;)。
娘役トップはよっちゃん(麻乃佳世)です。
彼女のこと語ると長くなるのでまた次の機会に。
2005年07月27日
五稜郭残党伝(佐々木譲)
これは大推薦の一冊です。
最初はタイトルとそれから連想される展開から「なんか暗そうで辛いかもしれない」と思っていたんですが,なんのなんの。
友情あり,銃撃戦あり,恋ありと極上のエンターテイメントに仕上がっています。
雄大な蝦夷を舞台にして心ならずも幾多の戦いをしながら逃げる蘇武源次郎と名木野勇作。
それを追う隅倉兵馬。
ただ,内容的には明治初期の頃に内地の人間がアイヌに対して如何に非人道的な振る舞いをしてきたかがそこかしこに描き出され,思わず書面から目をそむきたくもなりました。
そんな現実があった事を忘れずにこれから生きていきたいものです。
五稜郭残党伝
2005年07月26日
椿三十郎(黒澤明)
前作の「用心棒」とどっちが好きかでその人となりがわかる気がします(^^;)。
本作の三十郎はとにかくユーモアに溢れています。
ただそれは決して三十郎一人のことではなくて,脇を固める方々全員によって彩られているといっていいでしょう。
若き日の加山雄三が未熟な若侍として出演しています。
ちょっと硬い感じがするんですが,それがかえっていい感じを出しています。
リハーサル中から本見の刀を腰につけ,髷の鬘をかぶって行動していたそうです。
人間って自分の大きさの範囲内しかセンサーが無いようで,髷分の高さが認識できなくてよくぶつかっていたそうですよ(^^)。
椿三十郎
2005年07月25日
親指Pの修行時代・下(松浦理英子)
なんとも不思議なお話でした。
皆さん,ある朝起きたとき右足の親指がペニスになっていたらどうしますか?。
男性諸君は「あぁしよう,こうしよう」と色々不届きな想像に胸膨らませることでしょう。
が,本作の主人公は20代前半の若き女性なのです。
そしてこの人がなんとも落ち着いて行動をするんです。
それはまぁ,人並みに色々悩んだりもするんですが,今ある事実を素直に受け入れています。
このペニスを基にして色々な体験を重ねていきます。
ただ,さまざまな盛り上がりやクライマックスはあるんですが,あくまでも淡々とした語り口が印象的です。
最初は「何でいきなりペニスができるんだ」なんて思いましたが,だんだんそんなことどうでもよくなって受け入れている自分がいる。
あとがき読むと作者の思う壷にはまった気がします(^^;)。
親指Pの修業時代〈下〉
2005年07月24日
壬生義士伝(滝田洋二郎)
東北南部藩を脱藩して新撰組に入隊した吉村貫一郎。
何かと金に執着し,それが鼻につく斉藤一は彼を嫌悪しながらも魅かれていく。
吉村は貧窮にあえぐ妻子に送金し続けていた。
泣かせるんだ,この家族愛が(;;)。
新撰組って視点の置き方によって本当にいろいろな見方ができますよね。
本作では新撰組と時代のかかわりまでは表現していませんが,人間くさい状況は見て取れます。
主要な配役に中井貴一と佐藤浩市とはなんと私好みな(^^;)。
そういえば御二人とも二世俳優であられますね。
浩市氏は昨年の大河ドラマ「新選組」では芹澤鴨を演じてましたし,本作で沖田をやった堺雅人は山南敬介を演じてました。
見比べるのも一興ですね。
壬生義士伝
2005年07月23日
親指Pの修行時代・上(松浦理英子)
本書の最初の単行本の出たのが93年なので大学1,2年の頃。
文庫が95年だから大学4年くらいの頃。
結構ね,興味津々だったんですけど買えませんでしたね,当時。
そんな初心だった頃が懐かしい…。
今は年もとったし,そんなの関係ないぜぇ,ってのとは違うんですが。
やはり自分が興味あることから逃げてはいけません。
それもやっぱり日本を離れていた約6年間が言わせているのだと思います。
外国語だって恥ずかしかろうがなんだろうが,使わないことには絶対に身につかない,これは実体験です。
発音がおかしいと笑われるのが悔しいから現地の言葉使わないで英語しかしゃべらない人もいますが,間違いですよね(^^)。
勝負事は「逃げるが勝ち」ですが,興味ごとからは逃げないでいたいものです。
本書の感想は下巻読んでから。
親指Pの修業時代〈上〉
2005年07月22日
ぴっかぴかコミックス「鉄腕アトム2」(手塚治虫)
せっかく1巻に小学一年生版が一部載ったのでもしかしたら学年誌版完全収録か,と期待したのですが,本巻で終わってしまいそうです。
最後に「シルバータワー」が入ってしまったのでもうないでしょうね。
手塚先生の描く動物には定評がありますが,本書の「ネコの守り神」中の猫たちもかわいいですね。
ウランが捨て猫拾ってきたらそれにつれてぞろぞろ増えてしまうんですが,部屋中いっぱいでもこの猫たちなら許せそう(^^;)。
目が点で描かれていてなんだか「ほにゃらぁ〜」って感じ(どんな感じだか…)。
できることならこのシリーズを本当に小さい子供が手に取ってくれて楽しんでくれますように。










