2005年05月

2005年05月31日

化人幻戯(江戸川乱歩)

久しぶりに燃えて読んだ〜ぁ,という感じです。
なんだか最近少年探偵団もの,というか少年誌掲載ものばかりだったので,宝石誌に連載された表題作はとても満足いくものでした。
 
正直「少年」くらいならいいんですが,それ以下対象になるとひらがなばっかりで読んでて苦しい(^^;),正直読みづらい(;;)。
ひらがな,カタカナ,漢字の混じった日本語って偉大ですな。
 
50代になった明智小五郎がまだまだ若い!!。
でも小林少年はまだ少年かい!?。
途中で犯人は雰囲気からわかってしまったけど,それを覆そうとするアリバイつくりやらなにやらはさすがプロ(当たり前やん)!!。
この全集ももうすぐ終わっちゃいますね。
 

江戸川乱歩全集 第17巻 化人幻戯

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2005年05月30日

ウインダリア(湯山邦彦)

脚本・藤川桂介,キャラクター・いのまたむつみ,監督・湯山邦彦,というこれまたはずさないことは約束されているような手堅い布陣です。
 
はじめて観た当時小学生だったと思うのですが,何か忘れられない印象を持って幾度もビデオで見直しました。
今回10年ぶり(もっとかな…)くらいに再会しまして,改めて感動してしまった次第。
「約束」がテーマになっているのですが,重いですねぇ〜。
 
これが出たころはオリジナルのビデオアニメが全盛期に向かっているころで,日本のセルアニメの絶頂期ともいえますね。
本作も過大なアクションはそんなにないのですが,非常に丁寧にハイクオリティな作品になっています。
 

ウインダリア

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2005年05月29日

バンダーブック(手塚治虫,坂口尚)

24時間テレビのスペシャルアニメ第一弾です。
テレビで連続の2時間アニメってこれが初めてみたいですね。
ってそれよりもこの作品で手塚先生は本格的にアニメ製作に復帰します。
いや,復帰してしまった,と言ったほうがいいかもしれないけど(^^;)。
 
坂口尚さんの力がよく出ている作品ですね。
ミムルなんか完全に氏のキャラクターって感じが出ています。
この人の女性の眼ってすごく特徴的です。
ただ,二度と手塚先生と共同演出はしない,って言っていたそうですけど。
 
改めて見直すとすごく面白いというのが素直な感想です。
ただ,1時間半に収めようとしているのがかなり無理があって,結構唐突に登場したり,いなくなったりするキャラが多くいます。
2クールくらいのボリュームがある設定だと思います。
 
 

100万年地球の旅 バンダーブック

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2005年05月27日

どうぶつ宝島(池田宏)

これぞ「漫画映画」って言葉が似合う作品です。
かなりハチャメチャな展開とお約束のようなギャグが満載で全く飽きさせません。
総時間が80分程度なのもちょうどいいですよね。
 
豚の海賊船長がすごく悪いやつなんだけど,憎めないんですよ。
これは製作側が本当の悪者は登場させない,って決めているからだと思うんですが,対象の子どもから見たらどうなんでしょうね。
今3歳になる姪っ子がいるのでもうちょっと経ったら見せてみたいです。
 
ヒロインのキャシーを見て「あっ,モンスリーだ」って思った人は手を挙げてください(^^)。
 

どうぶつ宝島

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2005年05月26日

ボーダープラネット(手塚治虫)

1986年の24時間テレビで放送されたスペシャルアニメです。
手塚治虫監督作としては最後になりました。
 
この作品はパートごとに結構カラーが変わっていて,手塚プロ風・サンライズ風・カナメプロ(かな?)風などに分かれています。
演出家も5人たてている関係か,これまでの作品のような逸話があまり聞かれませんよね(^^;)。
曰く,前日に手塚先生の絵コンテがあがった,とかラッシュのまま放送したとか…。
 
やっぱり手塚先生自身がいろいろ悩んでいたせいもあるんでしょうが,キャラクターを自分で描いてらっしゃらないんですよね。
それが非常にもったいないなぁ,というか観る側として残念に思います。
手塚キャラって(ファンの欲目かもしれないけど)今でも全然古びていないし,生き生きしているんですが本作の絵を見ると「あぁ,80年代っぽいなぁ」と素直に感じてしまいます。
ストーリーはかなりハードな内容でそれぞれのパートでそれぞれ考えさせられます。
 

銀河探査2100年 ボーダープラネット

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2005年05月25日

五番目のサリー・下(ダニエル・キイス)

多重人格というか,精神分裂なんですかね。
ごめんなさい,専門用語は違っているかもしれない。
 
本書の主人公は性的に解放されている人格,怒りに満ちている人格,芸術などに通じている人格など5つに分裂してしまっています。
そしてそれぞれの人格で行動しているときの記憶はそれぞれが持ち合わせていません。
 
いわゆる部分的な記憶喪失になってしまうのです。
怖いなぁ,こんなこと考えたらもしかしたら自分だって寝ているうちに違う人格が起きだして何しているかわかったものではない。
 
結局分裂した精神を融合していくんですが,だからって本来の人格になるか,って言うとちょっと違うかもしれないし,考えれば考えるほどパラドックスに陥ってしまいそう(^^;)。
 

五番目のサリー〈下〉

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2005年05月24日

五番目のサリー・上(ダニエル・キイス)

ダニエル・キイスの本は今まで「アルジャーノンに花束を」しか読んだことありませんでした。
これも相当に面白かった記憶はあるんですが,なんだかそれに乗ったキイスブームみたいなのが起こってしまって天邪鬼なぼくはそれ以上の作品に触れない,というもったいない時間をすごしてしまいました。
 
本書は多重人格を扱っているんですが,恐ろしいくらい面白い(今のところ)。
難しいことはわからないんですが,人格が脳でできるとしたら,その脳だってン百億の細胞が融合してできているわけでして幾つかの人格がその中に形成されてもおかしくないのかな,とも思います。
多分誰でもある程度の経験があると思いのですが,小さい頃自分の中にもう一人の自分がいて会話していませんでしたか?。
「No!」
って声がたくさん聞こえてきたらぼくが実は多重人格,だというわけ…。
 

五番目のサリー〈下〉

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2005年05月23日

さようなら、ラブ子(よしもとばなな)

ぼくは動物って飼ったことがないんです。
小学校の頃に家を建て替えて,そのときに犬を飼うという話がちょっとだけ出たんですが,結局白紙になりました。
金魚くらいですかね(^^;)。
 
なので本書の中でばななさんと同居していた犬のラブ子が亡くなったときの心境とか,その前後の部分なんかには読者として共感するし「うっ」とこみ上げるものはあったんですが,正直言ってよくわかりません。
 
こんな考え方はいけないのかもしれませんが,やはり別れがつらいからぼくは生き物を飼うことはできないですね。
でも,自分に子どもができたら教育のため(ってのもなんですが…),飼ってみたい気もあったりして。
複雑です,こういうのは。
物じゃないですから。
 

さようなら、ラブ子

hahmiya1 at 21:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

2005年05月20日

ふしぎな人(江戸川乱歩)

最初に載っている数編をのぞいて少年・少女氏に掲載された少年探偵団物です。
乱歩はこれまでにほとんど読んだことがなく,その光文社文庫の全集でいっちょ読破してやろう,と思って読み進めています。
 
だんだんと完結が近づいてきていますが,トリックとかが予想できてしまうのってさびしいですよね…(^^;)。
本書の中でも今までに読んだものの焼き直しっぽいのが目に付きました。
ま,小学生向けに書かれているからかもしれませんが,あまりにも明智小五郎がすごすぎ。
 
怪人四十面相だってこんなに脱獄を繰り返しているんじゃぁ,捕まえるだけではなくて事後の面倒も見なさい,って思ってしまいますよね。
 

江戸川乱歩全集 第21巻 ふしぎな人

hahmiya1 at 23:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

2005年05月19日

ぴっかぴかコミックス"ジャングル大帝レオ2"(手塚治虫)

このシリーズってよくよく見たら表紙の上のほうに「小学校低学年向き」って書いてあった…。
いや,そうですよそうですよ。
掲載誌は「幼稚園」「小学一年生」とかですからね。
でも購入者の2割,ん〜3割くらいは僕と同世代もしくはそれ以上だと思うんですけどね(^^;)。
皆さんどうやって買ってらっしゃるんでしょう。
店頭で買うのはつらいな,正直言って。
 
いつも書いてますがカラーで収録されるこのシリーズ,とても貴重です。
値段も(僕から見ると)とっても手ごろだし。
次は鉄腕アトムがでるようですが,「小学四年生」「小学一年生」版を完全収録してくれたら涙物ですね。
そんなこと言って実際は「小学二年生」版でお茶を濁されそうです。
ここら辺わからない人には"なんのこっちゃ"ですね。
 

ジャングル大帝レオ 2 (2)

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