2005年04月
2005年04月29日
機動戦士ガンダム THE ORIGIN9(安彦良和)
今までも多少オリジナリティを出したエピソードってのはありましたが,本巻はまさにオリジナルストーリー。
シャアはなぜザビ家に復讐をする決意をしたのか,セイラとはなぜ別れ別れになってしまったのか,そもそも改名しなければならなかった理由とは!?。
ガンダムファンなら承知の歴史的事実なのにその詳細は誰も(富野監督も)語れませんでした。
安彦氏がどこまで描いてくれるのかまだわかりませんが,空白の時代にオフィシャルな歴史を刻むことになるのは確かだと思います。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN(9)
2005年04月28日
十五人の黒澤明
仲代達也,菅井きん,加藤武,香川京子,三橋達也,山崎努,二木てるみ,頭師佳孝,松村達雄,井川比佐志,油井昌由樹,隆大介,原田美枝子,大寶智子,三船史郎。
黒澤映画に出演されていた人々(三船氏は例外)が撮影時のことやプライベートについて語ってくれています。
皆さんがおっしゃっているのは「黒澤→怖い」は確かに当たっているけども世間一般にそれだけのイメージになっているのが許せない,ってことですね。
これはたぶん撮影風景が映された「影武者」のメイキングの功罪だと思います。
これって今観てもなんだか怒っているところだけ強調されているみたいで,いい気持ちのしないものです。
十五人の黒澤明 ~出演者が語る巨匠の横顔~
2005年04月27日
ぴっかぴかコミックス"ジャングル大帝レオ1"(手塚治虫)
昭和40年代に小学館の学年誌に連載された子供向けのジャングル大帝です。
基本的な部分は引き継いでいますが,一話完結の連載物のため当然ながら大河ドラマ的な要素は省かれています。
講談社版の全集にも収録されているので希少性は薄いのですが,やはりカラー版ってのは本当に魅力的です。
こういう作品読みながら小学生時代を過ごせた人がうらやましいです。
学年誌のカラー作品の完全出版を望みますね,ホント。
手塚治虫こどもまんが名作集ジャングル大帝レオ 1 (1)
2005年04月26日
金鯱の夢(清水義範)
歴史シュミレーション物がはやっていたとき結構読んでいたんです。
たとえば信長が本能寺の変で死ななかったらその後の歴史はどうなっていたか,といった内容をフィクションで書いていくものです。
本書もまぁ,そのひとつといえるのかもしれませんが,なんだか読んでいて痛快でした。
内容は秀吉に才能あふれる後継者がいたらどうなっていたか,というものです。
名古屋に幕府を開いて,名古屋弁が公用語になるのです(^^;)。
なにやら平和そうな感じ満天でした。
でも豊臣が幕府開こうと,徳川が開こうと結局歴史はあんまり変わらないのかなぁ,というのが実感です。
金鯱の夢
2005年04月25日
風の如く水の如く(安部龍太郎)
これは小説です。
小説なんです。
でもとっても現実味があふれています。
確かに関が原の合戦のときの黒田如水の行動は奇異に映ります。
後に息子・長政に語った言葉の内容からも長期合戦になったときこの人の行動は歴史を左右したんだろうな,というのは感じます。
しかし,本書で練られている策謀の数々は本当に私なんかの想像しうる限界を超えています。
安部龍太郎氏,すごい。
戦国時代に生まれてた方がよかったんじゃないか,ってくらい(^^)。
風の如く 水の如く
2005年04月24日
太陽の王子ホルスの大冒険(高畑勲)
傑作だ,傑作だって言うのはアニメ雑誌とかでよく取り上げられていたし,知っていたんですが実際はじめて観ました。
なるほど,よく動いているし内容も最初は勧善懲悪の単純なものかと思いきやヒルダの秘密に関わるあたりから複雑さを含めつつ,でも決してわかりにくくするのが目的ではない,よく練られたお話でした。
これが公開された頃ってもう「東映まんが祭り」になっていたのでしょうか?。
長靴をはいた猫,の頃は色々な付録アニメもついていたと思いますが…。
うがった見方かもしれませんが,これって「未来少年コナン」にかなり結びつきますよね(^^)。
太陽の王子 ホルスの大冒険
2005年04月23日
スチームボーイ(大友克洋)
これは劇場のスクリーンで見たかったですね…。
あと一年早く帰国していたら絶対観に行ったんです。
そしたらイノセンスも観られたし。
たくさん爆発するし,いろんなもの壊れるしある種爽快な感じ。
大友さんとしては本当に久しぶりの劇場用長編アニメなんで観る側としてもなんとなく肩肘張って,構えてしまうんですが,そういうの抜きにして軽く観たほうがいいんだと思います。
重くしようと思えばそうできたんでしょうが,あえて軽く,途中(100分くらいのところで)「えっ」って言う切り替えしがあったりして昔の大友さんっぽい感じもありました。
「のび太の魔界大冒険」が最初頭に浮かびましたけどね(ってマニアックなたとえだ^^;)。
スチームボーイ メモリアルBOX
2005年04月22日
吉川元春(浜野卓也)
毛利の両川といえば吉川元春と小早川隆景となりますが,前者のイメージは勇猛果敢戦闘派,後者のイメージは冷静沈着文治派,です。
個人的なイメージ入っていますが,一般的にもそんな感じではないでしょうか?。
本書でもそんな感じで描かれていますが,秀吉の中国大返しのシーンでは今まで見知ったものでは元春は追撃を主張し,隆景が思いとどませる流れが多かったのに対し,二人の合意で追撃をやめるというちょっと変わった描写になっています。
でも,秀吉に対するわだかまりみたいなのが最後まであったように書かれているは「やっぱりね」という感じです(^^)。
吉川元春―毛利を支えた勇将
2005年04月21日
Re:キューティーハニー 人の巻(摩砂雪)
これは確信犯ですよね(^^;)。
だって各所がエヴァのパロディになっています。
まったくエヴァを知らない人の感想を聞いてみたいです。
ま,それを差し引いても全編血湧き肉踊る展開となっています。
庵野総監督が特典座談会で語っていましたが,恋愛ものにするとハニーの場合どうしても悲しい結末になってしまうから友情物語にした,ってのが熱く暑くハートを沸騰させました。
実写版でもある程度成されていましたが,ハニーと奈津子の関係が秀逸だと思います。
万年係長がちょっと渋く,かっこよかったですね。
Reキューティーハニー「人」の巻
2005年04月20日
Re:キューティーハニー 地の巻(伊藤尚住)
天の巻がかなりハチャメチャでよかったのに比べると淡々と戦う,という印象になってしまいます。
ただ,三部作の真ん中って難しいんですよね。
スターウォーズでもそうですし。
本編で不動明君が登場していますが,どうせならデビルマンに変身させて何かさせて欲しかったですね。
前巻ではへんちんポコイダーがでていたし。
そうは言ってもスカーレットクローとの戦いの場面は結構燃えましたけどね(^^)。
Re:キューティーハニー 「地」の巻










