2005年03月

2005年03月31日

真田幸村の妻(阿井景子)

真田幸村といえば私にとっては一番最初に憧れた武将,というかアイドルのような人(^^;)。
ちっちゃい頃から家には「真田十勇士」の漫画があって,祖父は池波正太郎の「真田太平記」読んでたし,これのドラマをNHKが一年物でやっていました。
 
幸村の奥方が大谷吉継の娘だってのは知っていたわけですが,この人の視点から描いた小説は初めてですね。
確かに高野山は女人禁制だから最初は別居していたんですね。
そんなことも知らなかったし,大阪城に一緒にいたってのも知らなかった。
てっきり息子の大助だけ連れて入城したのかと思っていました。
結構新しい発見のあった本でした。
 

真田幸村の妻

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2005年03月30日

問題な日本語(北原保雄)

「っていうか」「なにげに」などなど私も含めて普段使っている最近の語句ですが,果たしてそれは日本語文法的には正しいのか,間違っているのか,はたまた現在成長過程で将来的には正しくなりそうなのか。
 
ことばは生き物だ,とよく言われますがそうなんでしょうね。
たとえば今明治時代に行って普通の人たちと会話すると相当通じない部分が出てくると思います。
文章にいたっては古文なんて外国語並みだし…(^^;)。
 
章と章の間にいくつかの4コマ漫画が挿入されているのですが,これも結構面白いです。
本文読む前にこれだけ先に見てしまいました。
 

問題な日本語―どこがおかしい?何がおかしい?

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2005年03月29日

遠野女大名(青木慎治)

いたんですね,江戸時代以降で女性の大名って。
正直言って知りませんでした。
 
物語的には,いわゆる本家に当たる南部藩からの強い風当たりに対して主人公である遠野藩藩主・南部寧寧が強い決断力と政治力によって切り抜けていくというものです。
その背景には女忍びの存在があったりして娯楽性も高まっています。
 
ただちょっと南部藩と遠野藩との人物相関関係が複雑で頭の中を整理していかないと誰と誰が兄弟でいとこで…,とわからなくなります(^^;)。
 

遠野女大名―史実!四百年前の近代経営

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2005年03月28日

海辺のカフカ(村上春樹)

やっと読んだぁ。
単行本ででたときに「読もうか,どうしようか」「買おうか,どうしようか」と迷い。
"少年カフカ"が出版されたときにも「これだけ先に読もうか,いや反則か」。
 
などといろんな迷いが渦巻く中で結局文庫を待っていました。
少しずつ味わいながら…,と思う間もなく読みきってしまいました(^^;)。
いやぁ〜,疲れた。
でも面白かった。
 
二つの時間軸がだんだん近づいていって,遂に重なったとき!!。
読みながら「おぉ〜」って思わず声がでてしまいました。
「世界の終わりと〜」に通じるものがありますが,こっちのほうがより現実味(?)があります。
でも「世界〜」にはまった人はこっちにもはまるでしょうね。
 


海辺のカフカ (上)


海辺のカフカ (下)



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2005年03月22日

王道の狗4(安彦良和)

なんと描き下ろしつきで完結です。
 
でも本書の一番の見所はあとがきだったりします。
マンガ夜話かなぁ,いしかわじゅん氏が安彦さんの「虹色のトロッキー」についてぼろくそにけなしたらしいんですよね。
それに対しての反論が結構長々と書かれています。
これが面白い,一読の価値十分にあります。
 
かつて講談社版のコミックスで購入してある人もこの4巻だけは買うべし,です。
大正モノの安彦コミック,読みたいですねぇ。
 

王道の狗 4 (4)

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2005年03月21日

失踪日記(吾妻ひでお)

なんとなく噂ではいろいろ聞いていたのですが,吾妻さんってこんなに驚愕の生活をしていたんですね。
放浪していたとか,肉体労働していたというのは知っていたんですが,本当にホームレス同然の生活をして一回連れ戻されたのに又いなくなったりして…。
そして最後にはアル中とは。
 
この中に書かれていることがすべて事実であって,さらに書かれていない悲惨なことが多数あるんだろうなぁ,と思うとすごい…,ん〜すごいわけじゃないけど真似できません,きっと(^^;)。
 
でも最初に失踪したのって1989年なんですね。
 

失踪日記

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2005年03月20日

監督不行届(安野モヨ子)

庵野秀明×安野モヨ子,というなんだかとても似合わないと思われたカップルの日常を安野さんが描いたエッセイコミックです。
 
でもふたを開けてみれば妻も夫に勝るとも劣らないオタクでした(^^)。
毎日毎日がとても楽しそうでほのぼのします。
ただ,最後に描かれたエピソードで友達から借りてきた犬を溺愛する二人を見ると「この夫婦に子供が出来たら一体…」って不安になったりして。
 
自分もそれなりにオタクだと自覚していますが,客観的に見るとこうなのかぁ,と思うと自分が自分でちょっと怖いかな,と。
 

監督不行届

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2005年03月19日

ダーリンの頭ン中(小栗左多里)

しばらくお休みしていました。
なんと,なんと帰国しました。
本帰国ですよ,6年の海外生活も終わりです。
 
んで今日の朝日本についたわけですが,そこで買ったのが本書。
なんだかちょっと象徴的ですよね。
別に英語圏にいたわけではないのですが,こういった言葉の問題ってそれなりに「うん,うん,わかる」って部分があるんですよ。
 
でも本書で面白いのは英語の部分ではなくて,日本語の部分ですね。
ネイティブじゃないとどうしてもわからないところってやっぱり多いのだと思います。
 

ダーリンの頭ン中

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2005年03月15日

火の鳥2772(杉山卓)

唯一のアニメ用オリジナル作品です。
ちょっと技術志向に走りすぎている感もしますが,当時の手塚先生のやりたいことをほとんどすべて網羅したのではないでしょうか。
 
オリジナルキャラクターのゴドーとオルガに加えてヒゲオヤジやブラック・ジャック,猿田博士などおなじみのキャラクターも出演しています。
これらのキャラクターそれぞれを単独のアニメーターが担当する「キャラクターシステム」もとられています。
 
後年になってからこれを手塚先生の手で漫画作品として描き下ろすという話がありましたが,先生の他界によって残念ながら幻となってしまいました。
 

火の鳥2772 愛のコスモゾーン

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2005年03月14日

ダーリンは外国人2(小栗左多里)

パート2です。
トニーさんって本当にいい人なんでしょうね。
って思っていたら買い物のときの値引き交渉のすごさにちょっと絶句です。
うちの実家は商売やっているんでこういうのってちょっとなぁ,と思ってしまいます。
まぁ悪気があってやっているわけではないんでしょうけど。
 
最高にお気に入りのエピソードは「ふたりのちがい」です。
徹夜のできないトニーさんが徹夜明けの作者を見たときのリアクションにはまさに抱腹絶倒,です。
それからテレビ台やら机を作ってしまう作者の姿…。
でも最後はほのぼのと終わるからいいんですよね。
 

ダーリンは外国人(2)

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