2005年01月

2005年01月31日

アニマル・ロジック(山田詠美)

久しぶりに読みました詠美様!!。
しかも「トラッシュ」並みに分厚いのだ,これが。
 
相変わらず「生」と「性」と「死」が丹念に書かれています。
ある美しい黒人女性の奔放な生き方とその果てがつづられているのですが,これが不思議な第三者的視線なんです。
その第三者がすべての鍵を握っています。
それが誰か,ってのはぜひ本書を手にとって欲しいですね。
 
それぞれの章は20から30ページくらいなんで丁寧に読んでいくのもいいですよ。
ただ,最初のほうの人物が後で出てきたりして忘れていると結構大変です(^^;)。
 

アニマル・ロジック

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2005年01月30日

生きる(黒澤明)

もう50年位前の映画なんですが,ぜんぜん古くないんですよね。
それはやっぱりお役所がぜんぜん進歩していないからかもしれません。
 
もちろん立派な仕事をしている公務員の方もいます。
でも一般論としての「お役人仕事」ってこうですよね(^^;)。
多分この映画を観た人のうち9割くらいの方に賛同いただけるか,と。
 
この時期の黒澤作品にしては珍しく三船敏郎が出ていません。
三船の存在感に隠れがちだった志村喬の上手さが最高に引き出されていると思います。
 

生きる

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2005年01月29日

死に花(犬童一心)

山崎努,宇津井健,青島幸男,谷啓。
このそれぞれ個性豊かで芸達者な面々が銀行強盗を企てます。
みんな老人ホームにいる老人なんですよ。
なんともはや,ばかばかしいお話(^^;)。
 
でも,この発想に驚き。
日本ってもう真っ只中に入ろうとしているんですけど,老人社会であり少子化社会なんですよね。
僕はそれどもそんなに悲観的にならないで老いてなお盛んな人たちを活用できるシステムって必ず構築できると思っています。
この映画を見て元気が出てきました。
 
もちろんその裏にはボケの兆候が出てきたり,心臓発作を起こしてしまったりすると言う現実的な面もあります。
 

死に花

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2005年01月28日

Yellow Submarine(The Beatles)

表題曲はあまりにも有名ですよね。
ポンキッキとかそういった番組で幼い頃聴いた記憶があります(^^)。
 
ビートルズのアルバムとしては中途半端なもので,新曲は数えるほどしかないし,ジョージ・マーティンのインストが半分占めているし正直言って物足りないです。
でも,映画自体にはメンバーは興味があったらしく,エンディングで実際に出演もしています。
このサントラはともかく映画は傑作だと思います。

イエロー・サブマリン


イエロー・サブマリン 

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2005年01月27日

ファウスト(手塚治虫)

文豪・ゲーテの戯曲を換骨奪胎,完全に手塚流にアレンジした作品です。
 
手塚治虫はこの「ファウスト」と言う作品がよっぽどお気に入りだったと見えて後に「百物語」「ネオ・ファウスト」と姿を変え生涯に三回翻案しています。
 
一回目,二回目とその魂を救うことを選びましたが,三度目のファウストは遂に完結を見ずに「未完」となりました。
 
この1回目の作品はかなりわかりやすく原作に沿っており,これを読んでから原点に帰ると結構溶け込みやすいと思います。
この辺「罪と罰」と同じですね。
 

ファウスト

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2005年01月26日

妖怪天国(手塚眞)

ビデオのために作られたという,その数年後では平気なことですが当時(1986年)では結構珍しい製作形態でした。
 
個人的には「手塚治虫が出演している」に踊らされて(^^;)観たわけですが,期待以上だった記憶があります。
中学生になったかならないか,の頃なわけですが,「河童」のエピソードの皿に水が滴るシーンとか,あご勇の怪演とか印象的でした。
 
手塚治虫ファンではもちろんあったのですが,手塚眞の名に惹かれたのもまた事実です。
 

妖怪天国

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2005年01月25日

罪と罰(手塚治虫)

ロシアの文豪・ドストエフスキーの長編を数百ページの漫画作品にまとめてしまったその力量には脱帽です。
しかもこれを描いたのってまだまだ20代ですからね。
 
私も大学生の頃に一念発起して「罪と罰」の小説版を読んだのですが,途中何度か挫折しそうになったのをこの手塚版「罪と罰」を思い出して復帰しました(^^;)。
原典を読む前に一読しておきましょう。
必ず役に立つはずですから。
 

罪と罰

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2005年01月24日

東京ゴッドファーザーズ(今敏)

個人的には大友克洋さんの元助手,位の印象しかなかった今監督ですが,本作は「よい!!」。
スーパーお勧めです。
 
偶然に次ぐ偶然に誘われて主人公達は運命に,そしてその先にあるハッピーエンドに導かれていきます。
三人のホームレス達のそれぞれの人生が90数分の中にぎっしりと詰め込まれ,その間に(ありきたりな言い方ですが)笑いあり,涙ありの感動巨編です。
 
もっと早く見ておけばよかった…。
 

東京ゴッドファーザーズ

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2005年01月23日

メトロポリス(りんたろう)

初期SF三部作といわれる「メトロポリス」を大友克洋脚本,りんたろう監督で豪華にアニメ化されたもの。
 
これねぇ,期待がでかすぎたのがそもそもの問題なんですが,なんだかまずいところばかり目に付いてしまうんですよね。
アキラの世界で手塚キャラが活躍している,というのがなんともアンバランスな感じです。
その世界観はすばらしいし,これだけ手塚キャラをそれらしくアニメ化したのもすばらしいんですが,全体としてはやはりイマイチな印象がぬぐいきれません。
 

メトロポリス

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2005年01月22日

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(押井守)

監督・押井守の名を世に知らしめた傑作です。
 
ラムの見た現実と夢の間で狂気と幻想を味わう友引高校の面々。
時間は回り,空間はねじれ誰もいなくなっていく…。
 
と,まぁこう書くとなんだかオカルトめいてくるのですがそうじゃないんですよ。
言葉で説明するのも何なのですが,とにかく何度も観て見る事をお勧めします。
 
ちなみに原作者の高橋留美子さんは本作をお気に召していないようで…。
 

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー

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