2004年11月

2004年11月30日

ロストワールド(手塚治虫)

ほら,そこの君!!「あぁ,スピルバーグの…」なんて言ってるんじゃないよ。

俗にSF初期三部作などと呼ばれる中の第一作です。
絵的にはディズニーディズニーしている丸まっちい仕上がりになっていますが,その内容は読めば読むほど結構恐ろしいです。
元は植物とはいえ,人間に改造されたある女性は空腹の乗員に食われてしまうし,主人公は宇宙に置き去りにされ,主兎公(?)はロケットもろとも死んでしまうし…。

明るい未来,科学技術礼賛=手塚治虫なんて思っている人はまず一読ください。


ロストワールド

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2004年11月29日

土方歳三<上>(三好徹)

大河ドラマの方も佳境に入り,いよいよ土方さんは洋装になりました。

本書は江戸でぶらぶらしているときから慶喜が将軍になるまで書かれています。
「鬼の副長」が何を考え,どう行動していったのか興味深いところです。

芹沢鴨を暗殺する場面は正に手に汗握る展開となり,心地よい余韻が残ります。

早く下巻を読まなくては。


土方歳三?戦士の賦〈上〉

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2004年11月28日

巴里の女性(チャップリン)

(実際にはちょっとでていますが)チャップリンが主演しないチャップリン監督作です。
そして長い間映画でパートナーとして演じてきたエドナ・パービエンスの最後の主演作です。

ある男女のすれ違いをチャップリンらしく情感たっぷりに演出しています。
ある意味彼自身が主演したらこうはできなかったでしょう。
周りが許さないでしょうし…。

エドナは本作を最後にチャップリン作品への出演はなくなりますが,チャップリンはエドナを生涯の映画のパートナーと考えていたと見えて定期的にお金を送金していたようです。


巴里の女性 コレクターズ・エディション

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2004年11月27日

静かなる決闘(黒澤明)

輸血や献血などでHIVに感染したら…。
たとえ事故であってもそれを周りに話すのは簡単な事ではありません。

昔も似たような病気がありました(いまもあるけど…)。
「梅毒」です。
一般的には性行為で感染するといわれています。
ただし,血液感染であり医師には患者から感染する危険性がいくつかあります。

そんな医師のお話です。


静かなる決闘 ? デラックス版

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2004年11月26日

キッズ・リターン(北野武)

個人的には「俳優・ビートたけし」って大好きです。
もちろん「監督・北野武」も大好きです。
じゃぁやっぱり「監督,主演・北野武」なら最高か,というとちょっと違うんですよね。

本作にはたけしさんは出演されていません。
でも監督作として依然最高傑作であると思います。
金子賢,安藤政信,という若い才能がでているのもありますが,円熟を増しつつある北野演出がとても純粋に溢れ出てきています。

「北野武」という観念をのぞいてみても間違いなく傑作なのです。


キッズ・リターン

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2004年11月25日

地底国の怪人(手塚治虫)

「日本初の」主人公が死んでしまう,アンハッピーエンド漫画,と言われています。
とにかく漫画なんですよ,漫画。

二本足で立って喋るウサギがでてくるんですよ。
彼は耳男くんといってこのあといくつかの作品でも主役級で出演します。
何とも安易なネーミング,というなかれ。
いつか(いつになるか知れん),手塚ネーミングの妙というのを披露します。

絵柄的には結構現代ではつらいかもしれませんが,古典の一つとして十分に読む価値ありです。


地底国の怪人

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2004年11月24日

Revolver(The Beatles)

正直言って初めて聞いたときはなんだか気持ち悪くなりました。
テープの逆回転とか使っているからなのか,よくわかりませんが
「あぁ,これがサイケデリックというものか」
などとわかったようなわからないような納得の仕方をしていました…。

でもこのアルバムってポールの曲を拾いだして聴いてみるとホントっ,迷曲ではなく名曲ぞろいですよね。
[Eleanor rigby][here there and everywhere][yellow submarine][for no one]などなど。
これらの中にジョンの不思議な曲が挿入されていて,結局いまではお気に入りのアルバムになってしまっています(^^;)。


リボルバー

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2004年11月23日

小説立花宗茂<下>(童門冬二)

息もつかせぬ勢いで最後まで読んでしまいました。
なんと言っても読みやすい文体。
中学生くらいでも問題なく読み切る事ができるでしょう。

しかし,宗茂の飄々とした感じは何ともうらやましい限り。
確かにそこに人間的な魅力があるからこそ多くの家臣が無償でついてくるのでしょうね。
関ヶ原で西軍側につき,いったん浪人になった後に大名に返り咲いた人がいる事をいままで知らなかった自分がちょっと…。

ただ一つ疑問が。
おぎんさんはどうなったんでしょう?。


小説 立花宗茂〈下〉

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2004年11月22日

小説立花宗茂<上>(童門冬二)

正直言ってあんまり知らなかったんですよ,立花宗茂って。
読む前は「立花道雪の息子かぁ,結局どうなった人なんだろう」なんて思っていたら,いやいやお恥ずかしい話,婿養子だったんですね(^^;)。
そんな事も知らなかった…。

関ヶ原で西軍についたために浪人している宗茂主従ですが,昔を振り返ります。
道雪の養子になり,やがて秀吉に気に入られて,ってとこまでがこの上巻です。
非常に読みやすい文体で書かれていて一気に読めました。


小説 立花宗茂〈上〉

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2004年11月21日

サーカス(チャップリン)

サイレント時代のチャップリンって「見せかけ」ハッピーエンド(^^;)の作品が多いですよね。
「キッド」とか「モダンタイムス」とか「街の灯」とか。
この作品は珍しく見た目からアンハッピーエンドです。

あんまり上出来の部類には入らないと思うのですが,部分部分で見るとやはりよくできています。
一番お気に入りは鏡の部屋のシーンです。
何回見ても眼が回ってしまう。

適当に好きな場面を繰り返し見てしまう映画です。


サーカス コレクターズ・エディション

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